no.51 ページ2
「さあ！1回戦のサッカーが始まりました！」
…サッカーって言ってもPKを3回やって多い方が点数をもらえる
廉君はサッカーをやったことがあるっぽいからこれは期待できる
結果は廉君が2対1で勝った！
紫耀君のキーパーもなかなか強かったけど廉君のカーブがすごかった
次は、バスケ
2人とも背が高いけど、紫耀君が得意とか言ってた気が…
え、紫耀君って何でもできるんじゃないの？
もうそろそろ、観客の女子が多く集まってきた
1年生もイケメン目当てでめっちゃ見に来てる
そんな中で紫耀君はどんどんゴールを決めていた
で、バスケは紫耀君の勝利になった
次のゴールボールの準備をしてる間、廉君がベンチに座ってる私の所へ来た
すかさずタオルを渡してみた…
「あーと
…バスケの俺、全然かっこよくなかったやろ」
廉君は疲れを吐き出すように言った
本当はそんなことないのに…
急いで違うよ、と否定した
「次のゴールボールも絶対ムズイって
でも、Aが頑張れー言うてくれるならいけるかもしれん」
そう言うとふはっといつもの廉君の笑顔に戻った
ここは、言わなくちゃいけないんだと思ってドキドキしながらも
「廉君、頑張って！どんな廉君もかっこいいよ！！」
と言ったけどつい心の声が漏れてしまって最後の無駄な一文もつけてしまった
落ち込んで下を向くと廉君に顎クイをされた
「ふぇっ…？？」
「もっかい、俺だけに聞こえるように耳元で言って」
超至近距離にある廉君の口がそうつぶやいたから、私は恐る恐る
こっちへ向けられた左耳に両手を当て、
「廉君はカッコいいよ……！」
恥ずかしいの頂点まで登ってしまったから活舌が悪くなったかもしれないけど
廉君は真っ赤な耳でゴールボールのコートへ行ってしまった
廉君、勝てるのかな…
いや、廉君だからいけるに決まってる！
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たまおのおっかけ(プロフ) - かいとんさん» ありがとうございます( ；∀；)去年からお付き合いいただき嬉しいです(〃ω〃)私の感覚でほわほわ主人公ちゃんにしようと思ってて、可愛いと感じていただけて感激です！かいとんさんに楽しんでいただけるようこれからも精進します*\(^o^)/* (2020年11月4日 16時) (
レス) id: a92b2d00a4 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 俺のこと好きなんちゃうん？から読んでました！これからの展開が楽しみです！主人公ちゃん可愛いな〜と思いながら読んでます！頑張ってください！ (2020年11月3日 15時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまおのおっかけ | 作成日時：2020年11月3日 0時
