わたしの隣には

うぜぇ ページ27

４限目が終わり、お昼休みに入る









私は飲み物を買いに、教室を出た









「Aー、俺も行こっかな」









「貴久はさっきも買ったじゃん？」









「いーじゃん、俺いた方が楽しいよ」









「私と一緒にいたいだけのくせに」









「んー、まあ、そうとも言うかな？」









貴久と一緒に廊下を歩き、自動販売機の目の前に立つ









「俺トイレ行ってきていい？」









「じゃあ先行ってようかな？」









「そこは、待ってるね、でしょっ」









「じゃあ、待ってるねっ」









……おぅ。 と貴久は照れ気味に言いながら 髪をパサパサ触ってトイレに行った









貴久を待ちながら、買ったばかりのジュースを飲む









ぱっと時計を見て時間を確認していると









「出待ち？」









と言いながら扉から出てきたのは









祐也だった

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