ここ何処ですか? (ページ1)

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貴方『お母さんやめて』

私は何度も､訴える。

いつもそうだお母さんはお酒を飲むと決まって私に暴力を振る。

母「Aが悪いのよAがいるからあの人は死んだのよ！あの人じゃなくてAが死ねばよかったのに。あんたなんか産まなきゃよかった」

そうなのだ、私の父親は車に跳ねられそうだった私を庇って死んだのだ。

それまでは幸せな家庭だったのに…

それからだった､お母さんが私に暴力を振るようになったのは…

朝、私は学校に行くために家を出る。

昨日出来たアザも制服で隠せた

学校に着くと…

モブ1「あっ､また学校に来たんだ」

モブ2「来なかったらよかったのに、このブス」

モブ3「まっ､来てるあいだはウチらでいじめてあげるけどね。」

その言葉にクラスメイト達が笑う。

そして私の机には文字が…

死ね､ウザイ､消えろなど私にむけて書かれた罵詈雑言で溢れていた。

いじめが始まったのはいつからだったけ…

最初の頃は､何かと助けてくれた先生も､今は見て見ぬ振りをしている。もう助けてはくれない

その時､何もかもどうでも良くなった。私の中で何かが壊れた。あとのことは覚えて無い。

気がつくと初めて見た崖が眼の前に広がっていた。

貴方『もうこんな世界何て嫌』

私は､その言葉を最後に､眼の前の崖から飛び降りたはずだった。

痛みを覚悟して目を閉じて居たのだがいつまでたっても痛みが来ない。不思議に思い目を開けると辺り1面に白い世界が広がっていた。

貴方『～～っ』

貴方『ってアレ､私崖から飛び降りたはずだよね！これどういうこと！！』

考えてみてほしい､死ぬ気で崖から飛び降りたはずが生きているのだ､その上､変な声まで聞こえて来た。これでパニックになるなと言う方が無理な話だ｡

○○「まぁそんなにパニックにならないでよ」

○○「あっ紹介遅れたけど､僕､神様」

神様「君があまりにも可哀想だったから､楽しい世界にでも連れて行ってあげようと思って」

神様「とっ､行っても君に拒否権は無いけどね～～もう連れて行くって決めたから､てな訳で行ってらっしゃい～！」

その時まで、床だと思っていた場所から､私は落ちた

貴方「キャーーーーーーー」