殺し屋彼女の見るものは4 【赤羽業】 (ページ24)

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番外編　ー彼女を嫉妬させ隊ー④ ページ24

カルマside

『で？どうゆうことか説明してもらおうか』

殺「違うんですよAさん！Aさんがちょっとヤキモチ妬いてるところ見たいなぁ～とか、あわよくばそれをネタに使いたいなとかなどは決して！」

『いっぺん死ね！！』

自販機のところに居ないなと思って、わずかに銃声が聞こえる山の方に向かったら、項垂れている今回の主犯たちと殺せんせーが居た。

てゆうか本校舎と目と鼻の先なのに、そんな堂々と銃振り回してていいの？

渚「ごめんねAさん。僕たちもちょっと悪ノリしちゃって」

『どうせ、グラドルの好みの話も、矢田さんの誘いも、倉橋さんの転びも、カエデとの飲み比べも、奥田さんとのペアも、全部仕組んだことでしょ？ご丁寧に会話のトーン下げたり、わざと私がその様子を見れるように位置を誘導したりして』

カエデ「うっ、全部バレてた、、、」

『全く』

磯貝「でもよく気付いたな。皆バレてないと思ってたのに」

『そりゃクラスの全員から探るような好奇の視線向けられたら怪しくも思うよ』

磯貝「なるほど」

前原「でも本当に全く嫉妬とかしなかったのか？」

『別に、、、』

カエデ「ありゃ、作戦失敗だったね」

『今度なんか奢ってもらうから、覚えといてよタコ』

殺「にゅやっ！先生今月もうピンチなのに！」

『当然の義務！まぁもういいや、帰ろうカルマ』

カルマ「はいはーい」

なーんだ、全部バレてたのか。だったらまぁ仕方ないかな、何の反応なくても。

それにさっきのあれは、多分素だし。