視線124 ページ30
軍事用のトラックで移動しているがとにかく目立つので、国道とかは避けて迂回しながら向かった。
移動中、廃ビルの出入り口の様子を律がハッキングした唯一作動していた監視カメラ越しに確認している。
カルマ「本当にここ？さっきから人のいる気配すら無いけど」
『もしかしたら地上ルートを使ってないのかも。地下にもっと連絡口とか作ったりして。やばい研究所ほど、隠匿性に優れてるから』
渚「でもこれじゃ流石に突撃とかは無理じゃないかな？」
磯貝「出来れば中の状況が知りたいよな」
千葉「もっと視野を広めて、その地区の監視カメラを全部確認して見たらどうだ？」
速水「時間とかも遡ってみたりして」
カルマ「じゃあ律。全員の携帯にこの地区の監視カメラの映像送って。主に1週間分のデータを」
律「了解です！皆さんの携帯に送信します！」
皆に手伝ってもらい、研究所の状態が大体読めてきた。
連中は普通の会社員と同じような時間帯に研究所に入っている。狙うなら深夜がいいだろう。
私たちは研究員が帰るのを待った。
待っている間に私たちは仮眠を取っていた。でも私は寝れなくて、車から出て少し散歩していた。
殺「エクレアはいかがですか？Aさん」
『タコ、、、もらう』
差し出されたコンビニで買ったであろうエクレアを頬張った。
うん、美味しい。
殺「さて、もうすぐお兄さんが見つかるかもしれませんが、どうですか？」
『正直わかんない。嬉しいし、安堵感もあるけど、なんかちょっと空虚感もある』
殺「そうですか」
『私さ、兄さんが見つかったらこの教室出るよ』
これは最初から決めていたことだ。
『私が居たら、皆を今回みたいにもっと危険に晒すだけだしね』
今更ここに居たいとか、虫が良すぎる話だし。
殺「Aさん、力の使い方は無限大です」
？いきなり何の話だろう。
殺「それを破壊に使うか、守ることに使うか、先生自身も間違えたことがあります」
タコの、過去の話だろうか。
殺「ですが、力の使い方とは心の持ち様でいくらでも改善できます。Aさんが心から守ることを望むなら、あなたの力はきっとそれに答えますよ」
『そうだと、いいな、、、』
その後ほどなくして、律と烏間先生からから許可が下りて潜入を開始した。
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秋田の肋骨 - これ読みながら「ヌルふふふふ」って声が漏れてて、「なにアンタ殺せんせーじゃあるまいし、、、」って親に呆れられました笑 そんぐらい面白いです！！！ (8月12日 18時) (
レス) @page46 id: 93fef38cdf (このIDを非表示/違反報告)
Reload(プロフ) - コメントありがとうございます！その発想はありませんでした！夢主が事件を解決！？ってのも面白いかも(笑) (2021年3月9日 12時) (レス) id: 1005ca89d9 (このIDを非表示/違反報告)
もち - ほんとごめんなさい、カルマの女が科捜研の女と重なってずっと笑ってましたwww (2021年3月7日 15時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Reload | 作成日時：2020年4月29日 14時
