視線107 〜渚の苦悩� � ページ12
渚side
今日、僕はカルマくんに誘われて(という名の強制連行)、茅野と3人でプリンが美味しいらしいカフェに寄った。
プリンを幸福そうな笑顔で待つ茅野とは裏腹に、僕はこれから始まる長い耐え苦を思ってすでに憂鬱だった。
店員さんがドリンクとプリンを運んできて一息つくと、それを合図にカルマくんは喋り出した。
カルマ「なんかさ、よっぽどこの前のキス脅しが嫌だったのか、今日ずっと避けられてるんだよね」
カエデ「本人は拗ねてる安売りキャンペーンって言ってたよ」
カルマ「時々出てくるそのネーミングセンスもちょっと謎」
今日は茅野が居るからか、カルマくんは最初から惚気全開とはいかなかった。
できればこのまま解散がいいんだけど。
カルマ「そういえば、Aちゃんがデートに着て来た服って茅野ちゃんが選んだんだよね？」
やっぱりそうは行かなかった。
カエデ「そうだよ！神崎さんとショッピングモール行ったらたまたま会ってさ、Aちゃんに似合う服を選んだの！」
しかもナチュラルに茅野から話を聞き出してる。
カルマ「髪型も？」
カエデ「そう！私と神崎さんで髪型提案したんだよ！写真見たかったな〜。Aちゃんに言っても写真はないの一点張りだし、、、」
カルマ「写真ならあるけど、見る？」
カエデ「え⁉見る見る！うわぁ〜可愛い！予想以上にすっごい可愛い！」
カルマくんが差し出して来たスマホに、明らかに盗撮と思わしきアングルで、Aさんが映っていた。
前原くんが元はいいって言ってたのも納得かな。
こうしてると普通に可愛い女の子だ。殺し屋にはとても見えない。
カルマ君の前では絶対言えないけど。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋田の肋骨 - これ読みながら「ヌルふふふふ」って声が漏れてて、「なにアンタ殺せんせーじゃあるまいし、、、」って親に呆れられました笑 そんぐらい面白いです！！！ (8月12日 18時) (
レス) @page46 id: 93fef38cdf (このIDを非表示/違反報告)
Reload(プロフ) - コメントありがとうございます！その発想はありませんでした！夢主が事件を解決！？ってのも面白いかも(笑) (2021年3月9日 12時) (レス) id: 1005ca89d9 (このIDを非表示/違反報告)
もち - ほんとごめんなさい、カルマの女が科捜研の女と重なってずっと笑ってましたwww (2021年3月7日 15時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Reload | 作成日時：2020年4月29日 14時
