６４． ページ14
ーYou sideー
・
＿＿＿＿＿＿＿ピッー！！
第二セット開始。
日向と影山の速攻は本格的に犬岡にブロックされてる
(たぶん、これが公式戦だったら日向は交代させられるんだろうな…)
でも、それが無いのが練習試合の良いところ。
今回の場合解決策を見つけるチャンスになる
田中｢くそっ....！｣
武田｢ダメか....！｣
猫又｢気力を挫く、人の壁。打てば打っただけ、心は折れて＿＿＿｣
日向「………」
『ッ…！』
影山「！」
研磨｢ッ！｣
猫又｢....笑った｣
ここに居る全員が日向の笑みにゾクっと来ただろう
ただ1人を除いては。
(そうだよ、日向♪)
感じてこっ、“かいぶつ”を♪
もっと、もっと、もっと！！高みを目指せ、
『いいね、いいね♪』
この状況でもバレーを楽しめる。
これは“かいぶつ”に与えられた特権、っしょ？
日向「A！！！ちょっといいか？？」
『うぃす♪』
猫又「行ってこい、
・
日向「なんか…違うんだ。ブロックで向こう側が全然見えなくて
どうすればいいのか全然分かんなかったあの頃の感じとは…なんか違う！！」
『……』
日向「向こうもギリギリで着いてきてるのが分かる。今までブロックは怖くて嫌なだけだったのに
影山のトスと後何かの工夫で打ち抜けるんじゃないかって思うんだ！！」
『ほぉ…♪』
日向「だからその“何か”を…“かいぶつ”を教えてほしい！」
『………日向はもう既に“かいぶつ”を感じてるよ』
日向「…へ？でも俺、見えてないぞ？」
『見えるんじゃない、“感じる”んだよ。日向は現にもう“感じてる”。
だって、ブロックに向かってワクワクしたっしょ？それに打ち抜きたいっしょ？
なら答えは簡単。
＿＿＿＿＿＿＿“かいぶつ”の声を聞けばいい』
日向「声…？“かいぶつ”の声？」
『うん、まぁ…要は”直感“！行ける！って思った時に聞こえてくるようなモン♪』
日向「行ける…って思った時…いやむず！！」
『まぁ、”心が躍る“方へ行けばいいってこと♪』
セットポイント。
ブロック2枚、クロスを打てば絶対に一点取れる大チャンス。
普通のヤツは絶対に取れるクロスを打つ。
でも私は見ててつまらない
私が”心躍る“のは
超ギリギリラインのストレートを打って点を取ること♪
「点を取る」といっても普通じゃつまらないっしょ？
『“かいぶつ”に従いな、日向♪』
心躍る方へ♪
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⚽️ - めちゃくちゃ面白いです。もし宜しければブルロのキャラとも絡んで欲しいです。 (4月25日 5時) (
レス) id: d10d627114 (このIDを非表示/違反報告)
うみぶどう - めっちゃドタイプの小説でした!!続編も全部読んじゃいました!更新頑張ってください！応援してます!! (3月30日 15時) (レス) @page25 id: 0dbca153c4 (このIDを非表示/違反報告)
Rannku - 琥珀糖さん» コメントありがとうございます！続編も一気見ですか！？更新頑張っちゃいます💪 (3月21日 0時) (レス) id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖 - 続編も全部一気見しちゃいました！！ほんと面白いです！！！更新待ってます！！！！ (3月10日 17時) (レス) id: 7f19936fb0 (このIDを非表示/違反報告)
Rannku - わさびさん» ありがとうございます😭更新頑張ります(*^ω^*) (2月23日 20時) (レス) id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rannku | 作成日時：2024年1月27日 0時
