苺王子?。キョーミありません。1

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二人で校門を出るとなんか苺軍隊(失礼)が走ってきた。

ジェル「え！？なんなん？？なんでなん！？A、浮気したんか！？」

『浮気じゃないわ！なんで付き合ってる設定になってるんだよ！』

ミニヤンデレ彼氏みたいなノリやめてもらえませんか。

付き合ってもないんだから。

さとみ「そーだぞジェル。Aは俺の彼女なんだから」

『は？彼氏いないから！』

莉犬「募集中？」

『してません！フリー希望です！』

今日もうざいですねー。

でもこの仲間がいなくなったら私は悲しいどころじゃないだろうなーって心の奥底で思っている。

ころん「まあまあ喧嘩は止めにして」

ジェル「お前にだけは言われたくないわ！」

さとみ「ヒートアップすんな。もう認めろ。俺の彼女なんだよAは」

「え？私の発言権なし？」

なーくんはなんかお母さんみたいな目で見守っている。

『見てないで喧嘩止めてよなーくんー』

ななもり「喧嘩するほど仲がいいってね」

『信じたくないわー』

るぅと「僕は空気ですか？」

莉犬「俺も空気化してる…」

『ああ…るぅりーぬは癒やしだわ…』

莉犬「えへへ」

るぅと「あ、当たり前ですっ//僕の可愛さは…誰にも負けませんから…いや…Aには負けるかも…」

『私は可愛いですか！』

冗談だったんだけど。みんなかなりガチめの顔で「はい！」って言ってくれて嬉しかった。

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