5人目の特級呪術師は元『呪詛師』

12話 ページ14

翌日

私は五条に連れられ私の先輩に当たる今の1年の教室の前に来ていた

五条「じゃあ、ここで待っててね〜」

そう言って五条は教室の中に入っていった

今年の1年ってどんな子達がいるんだっけ

たしかに百鬼夜行にはいたが高専には行っていない

もちろん夏油様達が高専に宣戦布告をしに(美々子と菜々子がクレープ屋に行くついでに)行ったのは知っているが、私は行っていないのでどんな子達がいるのか知らない

五条「入っといで〜！」

色々考えているうちに五条に呼ばれて教室に入った

たしか4人って言ってたよね…あ、女の子もいるんだ。他は男の子2人とパンダか…え、パンダ？

五条「は〜い、注目〜 この子がみんなの後輩になる神楽A。みんな仲良くしてあげてね〜！」

五条に「ほら、自己紹介して」と言われ背中を軽く押される

『えっと…神楽Aです。あと、私とは別に仲良くしなくてもいいよ』

「「「「は…？」」」」

五条に「ちょ、A…！？」と困惑されたが気にしない。別に友達とか昔からいないようなもんだったし、むしろ嫌われる方が慣れてる。

呪術師なんていつ死んだっておかしくないし、常に死と隣り合わせ。

もし死ぬ時は独り。今の私には寂しくもなんともない

未練だってほとんどない。だったらーー…

『だって私、呪詛師だったもん。それも数日前に起こった百鬼夜行を起こした夏油様の家族』

嫌われていた方がずっといい

それが私が昨日考え出した答え

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