４話 ページ4
「さーせん…。」
私は今、正座でヒロトさんに怒られている
何でだと思う？
…簡単。
ヒロト「もう！今回で何回目だと思ってんの？！」
はい。階段の話です。
いやね？私が階段を凹ませたから
ヒロトさんは凄く怒っているのだ…。
ヒロト「聞いてるの！？」
ここでヒロトさんの必殺技
《ヒロトの鉄拳》が、私の頭に当たった
スッゴい痛い…
葵妃「…((ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ」
葵妃が無言無表情で拍手をするし…
葵妃を見てたら
ヒロトさんが手を腰に当てて言う
ヒロト「で？何回目だと思ってんの…？」
えーっと…
確か…
「あ、…5回目？」
私は人差し指を立てて言ったら
ヒロトさんが違うと言うものだから
頭を悩ませた。
ヒロト「37回目！！」←
「え」
私が絶望をしていると
葵妃がスマホを見て
葵妃「あ、時間だ…」
と呟いた
時間だ＝遅刻
私はすかさず反応した
「うそっ？！」
葵妃を見ると
真顔で
葵妃「嘘」
って言われた
ヒロト「で？何て言うの…？」
「え、あ、葵妃ーッ、助けてー！」
私は葵妃に助けを求めるために手を大きく広げて振った
ヒロト「ちょ、葵妃に助けを求めちゃだめ！！」
もう一回《ヒロトの鉄拳》を食らわせられると思い
目をつぶったが鉄拳が降ってこないため、目をうっすらと開くと
葵妃がヒロトさんの袖をキュッと掴んでいた
葵妃「ヒロトさん…止めてあげて？Aも一応女の子だし…ね？」
ヒロト「っ……ふ、そうだね一応女の子だもんねただし…
A？今回は葵妃に免じて許すけど……次はないと思ってね？((ﾆｯｺﾘ」
「ひっ？！」
マジでキレてるヒロトさんの顔が怖い…っ
葵妃「A…朝ごはん」
「ふぉい！」←
私はヒロトさんに文句を言われながら食堂に向かった
あ、ちなみに私と葵妃は今日雷門の転校生と言うことで
遅刻しないように頑張っていたのに
階段が勝手に凹んでたり…←
ヒロトの鉄拳を食らったりで遅刻しそうになった
私、白銀 Aと妹の黒須 葵妃の日常である。
おまけ↓
ヒロト「葵妃ってたまに襲いたくなるんだよね…」
緑川「そりゃ、その辺の子とは違うクソ鈍感だもん」←
晴矢「風呂上がりに抱き付いてくる時は胸が当たるしな…」
風介「学校とここでの態度か違うらしいな…葵妃…」
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作者名：癒し猫姫 | 作成日時：2017年9月12日 17時
