１９話 ページ19
葵妃「ねぇ、A手紙」
私の袖をクイッと引っ張って
手紙を出してきた。
「あ、読む？」
私が聞くと葵妃は首を横に振って
ジーっと見て言われた
葵妃「読んだ」
うん。読むの早いね…
流石 葵妃…私と大違いっ！
私も手紙を出して読んだ
「…？」
な、何てカオスな字なんだ…
よ…読めないっ！！
葵妃に聞こう。
私は葵妃の方に歩いていった
「葵妃…」
葵妃「何…？A読めないの…？」
グハッ！図星食らったっ！！
でもこんなにカオス字は葵妃だって読めない筈…！
葵妃「それ、最初の文多分、愛しのしー様！とでも」
「か…書いてあった…。」
葵妃「見せて…」
「あ、はい」
葵妃「愛しのしー様！
このユリカの手紙を読んでいるって事は
ユリカを意識してくれてるのですわね…？！
私 感激ですわ！！
しー様に一つお聞きしますわ…。
しー様…ズバリ、彼氏は居ますか！？
いなかったら私が立候補しますわ！！
くー様にも同じ事を書きましたわっ//
あ、お返事待ってますわよ！！しー様っ！///」
なにこれ…よく読めたね
ってか彼氏は居ますか？って
葵妃「A…彼氏と別れたんだっけ…」
「は？当たり前！！あんな男と付き合ってた私が悪いの」
あーもー！！イラつくっ！
また彼氏出来たけど…はは…は
葵妃「リア充死ね」
「葵妃？！」
葵妃「あんなにバカップルだったのに…また浮気？」
全員「「ブフッ？！」」
「な、なな…っ！？」
なんで知ってるの？！
私の浮気癖が悪いんだけど…
葵妃はリア充死ねーって言いながらヒロトさんに
くっついてヒロトさんの胸に顔を埋めてる
ヒロト「リア充？俺となる？///」
ヒロトさん多分酔ってる…
顔が赤くなってるし…絶対酔ってる
葵妃「なる…。」
ヒロト「へ？！////」
葵妃がヒロトさんとリア充になると言うものだから
ヒロトさんの顔が最も赤くなったのだ…
「そうだ！今更だけど自己紹介するな」
あ、私が叩いた人だ…
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作者名：癒し猫姫 | 作成日時：2017年9月12日 17時
