冷徹王子とその姉は……。【イナGO】 (ページ18)

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１８話ページ18

ユリカ「呼ばれて無いけどじゃじゃじゃじゃーん☆ですわ！」

みゅう「失礼します…。」

あの変な女の子がドアから入ってきて
男の子なのか分からない子も入ってきた

この時点で葵妃と私はドン引き
同性に手紙とか…レズかよ！！とか思った子

ユリカ「ん？……しー様とくー様！？///////」

あの子は私と葵妃を見るなり顔を赤くして
照れていた…。

後、気になるのが一つ

「しー様…？」

葵妃「くー様…？」

大人組は全員唖然。

私と葵妃は女の子が近寄ってきたので
驚いていた。

ユリカ「ﾊｯ！…私は桃野ユリカですわっ！！

しー様！くー様！是非とも握手を…！！/////」

ユリカと言う子は私に手を出してきたから手を握ったら
ブンブンと手を上下に降られた。

「痛い…！」

ユリカ「ﾊｯ！私ったらつい夢中で…すみません…」

そう言い手を離してくれてユリカは葵妃の方を見て
手を出した

葵妃「なに…？」

ユリカ「んもぅ！くー様ったら！！握手ですわよ…？」

葵妃「何で…？」

ユリカ「私が今日からくー様の彼女として動くからですわよん！！」

葵妃「彼女…？居るだけ邪魔だし、アンタとは握手なんてしたくない。」

葵妃はきっぱりと断るとユリカがプルプルと震えだして
口を開く

ユリカ「最っ高ですわ！！流石学校１の冷徹王子ですわ！！////」

ユリカには逆効果らしく

逆に興奮している様に見える

みゅう「あ、ユリカちゃん…帰ろうよ」

ユリカ「みゅう…貴方少しは空気を読みなさい。」

みゅう「あ、ごめんなさい…」

葵妃「さっさと帰れ豚。」

葵妃がドア指差して言うとユリカは

ユリカ「くー様！？分かりましたわ！！くー様がそこまで言うなら」

と言いドアに向かっていって出ていった。

と、思ったらみゅうくんが入ってきて葵妃と私に
手紙をくれた。みゅうくんが言うにはユリカかららしい

みゅう「黒須くん…」

葵妃「ん？」

みゅう「ゆ、ユリカちゃんはあげないから！！」

葵妃「はいはい。いらないよあんなブス」

みゅう「な？！ユリカちゃんをブス扱い！？」

葵妃「はよ帰れチビ」

葵妃はみゅうくんの襟を掴んでドアを開けて
ポイと捨てた

みゅう「絶対にあげないから！！！」

葵妃「…」

葵妃はみゅうくんが最後にそう言ったのを
無視してドアを閉めた

あ、一応手紙は貰ってる…。

優しいな…