１５話 ページ15
_____ガラッ
雷雷軒のドアを開けると
皆の視線がこっちに来るから
葵妃は一回後退りしたが、
私が思い切り握ると葵妃は溜め息をつき言う
葵妃「はぁ…A痛い。」
相変わらずの無表情。
感情が読み取れない…。
「…ホントに痛いって思ってる？」
葵妃に聞くと葵妃は
私を見て頷く
葵妃「うん」
「あーもー！！葵妃の感情が読み取れない！！」
葵妃「読み取ってどうすんの…」
葵妃は呆れて見てきた
読み取ってどうすんのって
そりゃ
「遊ぶ」
私は即答で答えたら
葵妃がやっぱり無表情で
葵妃「…キモい」
って言ってきた
キモいは頭にきた
私は葵妃に大声で叫ぶ
「キモいって…！！キモくて悪かったね！！！」
葵妃「…なんで…怒ってるの？」
「葵妃が怒らせたんでしょ！！！鈍感！！！」
私はヒロトさんのお酒を手に取って葵妃にかけた
_____ビシャ…
全員「「あ…」」
葵妃はそのままお酒をかけられた衝撃で座ってしまった
私…未成年にお酒かけちゃった…
実は葵妃…水とか液体全体が大の苦手だ…。
「あ…葵妃…ごめんね？」
私は葵妃に謝って葵妃を見たら
葵妃「ひっく……ひ…ひどいよぉ…///((ｸﾞｽｯ」
葵妃は少し顔が赤くなって手で涙を拭っていた
…酔ってない…よね…？
「葵妃…酔ってない？」
葵妃「ふぇ…だ…大嫌い！下等生物！///((ｸﾞｽｯ」
「酔ってないよねぇ！？」
葵妃「死ね！！ﾋｯｸ////」
絶対酔ってる…！
最悪だぁ…葵妃が酔うと…
甘えるキス魔だし…
すると風介さんが葵妃に近付き
抱き締めた
風介「葵妃……お前…酒くさ……ん」
何が起きたと思います？
葵妃が風介さんにキスしたんです
回りは唖然。
葵妃「んー……ぷぁ…/////」
長いキスって訳ではなく
Dキスって訳ではない筈なのに…
葵妃と風介さんからは銀色の糸が通っていた。
風介さんがいきなり立ち上がり
キラキラとスッキリした感じの笑顔だった
葵妃「Aﾋｯｸ…ふふ、キスしよぉ…？////」
「え？！////」
葵妃がジリジリと近寄ってきたから
私は後ろに後退る
「いゃあ！！///」
私は葵妃が来る前に手で顔を覆い隠した
葵妃「あっそ」
そう言って椅子に座った
「あれ…？」
葵妃「ﾋｯｸ…んーん…////」
狩屋「どうしたんだよ」
葵妃「えー…キスしたいなーって…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：癒し猫姫 | 作成日時：2017年9月12日 17時
