１１話 ページ11
______ガラッ
「ただいまー！」
葵妃「ただいま…。」
いやはや…学校から帰ってお日さま園に
帰ってきた。帰ってきたのはい良いけど…
「誰もいない…？」
葵妃「靴はあるし…匂いもする」
玄関で話をしてたら
リビングから誰かが出てきて出迎えてくれた
晴矢「よ！お疲れ様、学校どうだったか？」
風介「何もされなかったか…？」
相変わらず頭にチューリップが乗ってる晴矢さんと
此方も相変わらず、アイスを頬張っている風介さん
「学校は楽しかったし、友達は出来たよ！男の娘とわかめくん」
晴矢「わかめ…？！」
「うん！髪型が…」
晴矢「そうか！楽しかったなら良いぜ！！」
晴矢さんは私の頭を優しく撫でてくれた
そして風介さんは
風介「…葵妃はどうだった？」
葵妃に学校はどうだったか？と聞いたら
いきなり葵妃が目に涙を溜めて話始めた。
葵妃「…厨二臭いって思われたっ((ｸﾞｽｯ」
風介「なんだと？！葵妃が厨二臭い！？何処がだ！！」
葵妃は厨二臭い、厨二病など言われると直ぐ泣く癖があり
学校では我慢しているとは思うが耐えられなくなったら
思いっきり泣いてしまう。
葵妃「…((ｸﾞｽｯ」
「葵妃…大丈夫だよー？」
私は葵妃の背中を優しく撫でてあやす
葵妃は涙を制服の袖で拭いている
ぐすっぐすっと鼻水を啜りながら…
風介「ソイツ等は許さん！！葵妃を泣かせた罪は重い！！」
風介さんは玄関から出て雷門に行こうとしている
晴矢「風介！止めろ！！行くな！！！」
咄嗟に晴矢さんが風介さんを止めて阻止した
晴矢「はぁ……葵妃、他には何かされてないか？」
晴矢さんも葵妃を心配して頭を優しく撫でて聞く
葵妃「え…と………あ、頭にコロネが付いてる人がいたり…」
風介「ほう…ソイツか…。」
「話聞きましょうよ風介さん…」
晴矢「Aの言うとおり、今は聞け。葵妃、言って良いぞ？」
葵妃「ん、後…マサキと同じクラスだった…。」
え、私聞いてないんだけど…。
教えてほしかった…
ほら、晴矢さんも風介さんも
唖然としてるし…
晴矢「は？」
「マサキと…」
風介「一緒のクラスか…」
「葵妃、気を付けてね？特にマサキ。」
葵妃「え、あ、うん…が…頑張る…？」
分かってない…。
マサキに狙われてるし葵妃…
しかもあの手紙くれた人にも…多分。
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作者名：癒し猫姫 | 作成日時：2017年9月12日 17時
