押して駄目なら引いてみた【約ネバ】

無視 ページ3

エ「みんなー！あさだよー！」


エマの大きな声に耳を塞ぎ、

ゆっくりと起き上がる

鼓膜破れるよ エマ…




ふぁー、 と大きなあくびをすると

ぼっさぼさの髪を一つに結ぶ


前髪をピンで止め、よし。

と、ドアノブを回す


廊下に出てみると、ほら、隣にレイが__


「わっ‼⁉」

びっくりして尻餅をつく

いてて…もう、

「びっくりしたぁ…何でいるの？」


起き上がりながらレイに聞く

レ「何でって、昨日話したやつだよ。」


「あー、 本当に大丈夫なの？あれ」


パンパンとスカートについた埃を払う


レ「ああ、以外とな」


レイが歩き出す


私はえー、と声を漏らしながらレイに続いた



昨日の話、詳しく聞くと



ノーマンには極力話しかけない

話しかけられても、無視か 軽く応えるだけ

風呂とかトイレとか、寝るとき以外俺といる

などなど条件がいっぱいだった


ここまで引くと逆に私の心が痛むんですけど…汗

ていうか此処までしてくれるレイ 意外と優しい()



もう 、食堂前

うえぇ 緊張感ハンパない…

ここはとりあえず何か話そう(殴




「レイー、 今日 隣で 本読んでいい？」

レ「別に良いけど」


やったー！とガッツポーズを取る(振り)をする

ちょっと緊張が緩んだ


こんな何気無い話をしながら、

食堂に足を踏み入れる


そこにはノーマンもいた

私はどうしようかと思ったが、無視することにした


笑顔でレイと喋りながら、そのまま

すれ違う


ノーマンからは何も話しかけてこなかった

やっぱり、私のこと嫌いだったのかなあ…



そんな事を考えながら、私はレイから

受け取った皿を並べる





___________________ _____________ ___ _ __


すれ違ったあと ノーマンが驚いて振り返ったことは

誰もしらない





多分続く…

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