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妖気の正体 ページ6

ー数分後・宿直室ー



鵺野「お前達が集まった理由は、わかってる」
玉藻「やはり、鵺野先生も感じたんですね?」
ゆきめ「私もよ」


ゆきめさんの言葉を聞いて、玉藻は小馬鹿にしたように鼻で笑ったわ


玉藻「フン…感じただけだけだろ」
ゆきめ「な、何よ!あんたはわかってるっての!?」
玉藻「なら、教えてやろう」





鵺野「“鬼”だっ!!」





鵺野先生の断言する言葉に、私達は一斉に鵺野先生を見た…が………
鵺野先生は半分を温められ、半分を冷やされ包帯だらけという…なんとも、情けない姿を見て私達は複雑な顔をしたわ


まぁ、ゆきめさんと玉藻がさせた怪我でもあるから、2人は少し申し訳なさそうだけど…


鵺野「鬼の手を持つ俺が感じたんだ、間違いないぜ…」
神音「そうですね?それに、かなり強いですよ」
リツコ「その“鬼”って、どのくらい強いんですか?」
玉藻「ざっと、鵺野先生の……」


玉藻は右手で手の平を出したわ


鵺野「ご、5倍!?」
玉藻「………」
鵺野「50倍!?」
玉藻「…ぅ……っ…」
鵺野「500倍!?」



「ドサッ…」



神音「玉藻…何も足の指で0を作ってまで表さなくて良いですよ」


というか、あなたそんなことをするキャラでしたっけ?意外なんですけど…





しばらく話し合っていると…


鵺野「ぐっ…!うぅ…ぐぅぅぅっ!」


鵺野先生が鬼の手を押さえ、うめき声を上げたわ


鵺野「鬼の手が、またっ!?」
玉藻「まさか“鬼”が近くに…」
鵺野「くっ…近くだ!ずっと!奴はもう、学校の中にいる!」



「ガラッ!」



その時、宿直室のドアが勢いよく開いたわ





『先生!神音さん!大変です!お、音楽室でっ!!』





私はそれを聞いて、真っ先に宿直室を飛び出したわ
後ろで私を呼び止める声が聞こえたが、私は無視をして走った





音楽室が近くなってくると、気配が強く感じてきた
それに霊力を感じ、誰かが“鬼”と戦っているのだと気づいた


神音「この霊力は…まさか、葉月さん!?」


急がないといけない!
葉月さんじゃ“鬼”には敵わない!!


音楽室に着き、勢いよくドアを開けると…恐ろしい光景が目に入った

美しい死のメロディー→←凍傷?火傷?



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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 春が近づいてきましたね!暖かくなってまいりました!その事件もありましたね!あれは泣けます (2023年3月28日 13時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» はい、クールヒロインさんの誕生日を知らない者などおりません、もうすぐ桜も満開の春でございます、春はやっぱり桜とだんごに抹茶ですね、心残りは少女の霊と図書室で生徒が失踪するという事件が覚えています。 (2023年3月20日 9時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 誕生日まで、いろんなことがありましたね!ヒロインにとっても、忘れられないお誕生日になった日になりました(*^^*) (2023年3月1日 11時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» クールヒロインさんへの誕生日を覚えたのは、あれは中国の霊能力者の道士の御札事件で心配して、ぬ〜べ〜クラスと和解してすぐの様子の日にちを覚えました、でも、ぬ〜べ〜クラスの皆さんとも和解してバレンタインバースデーが出来て楽しいです。 (2023年2月15日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» はい、ヒロインのお誕生日でした!おめでとうございます!覚えててくださり、ヒロインも喜んでおります!(*^^*) (2023年2月15日 2時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜萌 | 作成日時:2022年11月23日 13時

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