幽体離脱 ページ43
ー深夜・職員室ー
鵺野「よし、神音やってみるか」
神音「はい」
私は目を瞑り、集中し始めたわ
鵺野先生に教えてもらった、幽体の量をセーブして“幽体離脱”したわ
神音「ん………」
目を開けると、目の前には眠った姿の私がいたわ
鵺野「初めてにしては、上手いじゃないか」
神音『今の私は、どれくらいの年齢に見えますか？』
鵺野「そうだな……小1くらいか？」
なるほど…手の大きさとか見ると、確かにそれくらいっぽいわね
鵺野「よし、俺もやるか」
鵺野先生も同じように“幽体離脱”し、プールへ向かったわ
ープールー
今の鵺野先生の姿は、中学生くらい
鵺野先生は試しに泳いでいるわ
私は水着がないから、ただ眺めているだけだけど…
『誰！？』
その時、声が聞こえたわ
見ると、なぜか水着姿の稲葉さんが居たわ
稲葉さんは“幽体離脱”した鵺野先生を見て、怯えた表情をして悲鳴を上げたわ
郷子「きゃー！出たーっ！助けてーっ！」
鵺野『待ちなよ！そんなに怖がるなよ。泳ぎに来たんだろ。こんな夜中に、どうして？』
確かに、どうして稲葉さんがこんな夜中に？
私は2人に近づくと、稲葉さんは私を姿を見て驚いたわ
郷子「え、子供の幽霊！？」
バレるかなと思ったけど、意外とバレなかったわ
そういえば、稲葉さんと同じクラスになったのは5年生になって初めてだったわね
それ以前は面識がなかったから、小1の私の姿を知らないのかもしれないわ
私と鵺野先生は、稲葉さんから話を聞いたわ
鵺野『へー広君っていうのが、からかったのか…』
郷子「そうなのよ」
鵺野『広君は先生に言われたのに、面倒くさがったのか…しょうがないなー』
神音『その先生は、運動神経が良いた…広君に任せれば安心だと思ったんでしょうね』
郷子「そうよっ！なのに、広の奴！」
よっぽど悔しかったのか、稲葉さんは目元に涙を浮かべているわ
そして、とんでもないお願いをしてきたわ
郷子「あんた水泳部なんでしょ！泳ぎを教えて！」
鵺野『えっ！し、しかし』
郷子「広を見返してやりたいの！このままバカにされっ放しじゃ、たまんないもの！」
私と鵺野先生は横目で見合い…
鵺野『わかった、何とか浮けるように教えてあげよう。さあ、肩の力を抜いて僕に捕まって』
郷子「///(なんて優しいの…)」
これは、しばらくは霊を除霊できないわね
まぁ 稲葉さんの為にも、協力しましょう
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 春が近づいてきましたね！暖かくなってまいりました！その事件もありましたね！あれは泣けます (2023年3月28日 13時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» はい、クールヒロインさんの誕生日を知らない者などおりません、もうすぐ桜も満開の春でございます、春はやっぱり桜とだんごに抹茶ですね、心残りは少女の霊と図書室で生徒が失踪するという事件が覚えています。 (2023年3月20日 9時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 誕生日まで、いろんなことがありましたね！ヒロインにとっても、忘れられないお誕生日になった日になりました(*^^*) (2023年3月1日 11時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» クールヒロインさんへの誕生日を覚えたのは、あれは中国の霊能力者の道士の御札事件で心配して、ぬ〜べ〜クラスと和解してすぐの様子の日にちを覚えました、でも、ぬ〜べ〜クラスの皆さんとも和解してバレンタインバースデーが出来て楽しいです。 (2023年2月15日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» はい、ヒロインのお誕生日でした！おめでとうございます！覚えててくださり、ヒロインも喜んでおります！(*^^*) (2023年2月15日 2時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2022年11月23日 13時
