古い地縛霊 ページ37
大月先生の後ろには、野次馬のように生徒達が鵺野先生に難癖を言ってきたわ
神音「黙りなさい！」
生徒達に向かって怒鳴ると、生徒達は静まったわ
神音「これは遊びじゃないんだ！素人が考えなしに来るな！」
鵺野「神音…」
神音「鵺野先生、行きましょう。捕まった生徒がどうなるかわかりませんから」
鵺野「あ、あぁ…」
大月「あ、ま、待つんだ」
後ろから呼び止める大月先生を無視し、私と鵺野先生は幽霊屋敷へ入って行ったわ
神音「確か、白いものを見たと行ってましたね」
鵺野「あぁ、霊だな」
大月「ふん、それこそまさしくプラズマですよ！」
鵺野「いや…霊気が強くなっていくのを感じる…」
大月「いーや、磁場の乱れが酷くなっています！」
大月先生は何が何でも霊をプラズマだと言うのね
中を歩いていると、大月先生はチラチラと私を見てくるわ
神音「大月先生、さっきからなんですか？」
大月「君は子供なんだ、もう戻った方が良い」
神音「は…？」
大月「中にいる子が心配なのもわかるが、ここは私に任せて…」
神音「あなたのような頼りない人より、鵺野先生の方が頼りになります」
私はバッサリと言い放ち、中へ進んで行ったわ
そして……
『うう…うう…』
大月「見ろ！床が抜けて生徒が！」
神音「大月先生、行っては駄目です！」
確かに床が抜けた穴に生徒は居たわ
だけど、それより！
鵺野「宇宙天地 與我力量 降伏群魔 迎来曙光！」
鵺野「ここにいる者共！姿を現せ！」
鵺野先生が霊水晶で具現化させると、人の顔が集まって樹のようになった霊体が現れたわ
大月「これは…！」
神音「こいつは古い“地縛霊”が妖怪化した姿…」
鵺野「自 殺や事故に見せかけて人を殺し、その霊を自分の体の一部にしている…」
大月「なんて、でっかいプラズマだ」
私と鵺野先生の話は聞こえてなかったのか、大月先生はそんなことを言ったわ
せっかく、説明してるっていうのにっ！
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 春が近づいてきましたね！暖かくなってまいりました！その事件もありましたね！あれは泣けます (2023年3月28日 13時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» はい、クールヒロインさんの誕生日を知らない者などおりません、もうすぐ桜も満開の春でございます、春はやっぱり桜とだんごに抹茶ですね、心残りは少女の霊と図書室で生徒が失踪するという事件が覚えています。 (2023年3月20日 9時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 誕生日まで、いろんなことがありましたね！ヒロインにとっても、忘れられないお誕生日になった日になりました(*^^*) (2023年3月1日 11時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» クールヒロインさんへの誕生日を覚えたのは、あれは中国の霊能力者の道士の御札事件で心配して、ぬ〜べ〜クラスと和解してすぐの様子の日にちを覚えました、でも、ぬ〜べ〜クラスの皆さんとも和解してバレンタインバースデーが出来て楽しいです。 (2023年2月15日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» はい、ヒロインのお誕生日でした！おめでとうございます！覚えててくださり、ヒロインも喜んでおります！(*^^*) (2023年2月15日 2時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2022年11月23日 13時
