【地獄先生ぬ〜べ〜】孤独な陰陽師 番外編2

1組の大月先生 ページ34

ある日の童守小で、首のない生徒の霊が出たと立野君達が呼びに来たわ
私と鵺野先生は引っ張られ、その教室に行くと………その教室は既に何か盛り上がっているわ


広「なんだ？ぬ〜べ〜や神音が来てないのに盛り上がって」
生徒「うん、大月先生が霊をやっつけているんだ！」


大月先生って、確か…





大月「プラズマですっ！ここにいる霊はプラズマが原因ですっ！」





中を覗くと、1人の男性教師が2本の棒を掲げて叫んでいるわ
あの先生が大月先生ね


大月「私の発明したこのプラズマ中和装置で、この部屋のプラズマは全て消し去る！」


なんかすごいバリバリしてるけど、大丈夫かしら？
そう思ったのも束の間……



「ちゅど〜ん！」



…部屋が、爆発したわ
生徒は皆 廊下に居たから無事だったけど、大月先生は……


大月「わーははは！やりましたーっ！プラズマは全て消し去りましたよーっ！」


嘘…ほぼ無傷だわ
確かに霊の気配はなくなったけど…


郷子「本当かなあ、ぬ〜べ〜あの人 誰？」
鵺野「転任してきた1組の大月先生だ。昔大学院でプラズマの研究をしていたとか」
広「嘘くせー、ゴーストバスターズじゃあるまいし…」


立野君の声が聞こえたのか、大月先生の周りに居た生徒達が一斉にこっちを見たわ


生徒1「何ー！嘘くさいだとー！」
生徒2「あんた達、ぬ〜べ〜クラスね！非科学的なインチキ霊能学級！」


その言葉に立野君達も腹を立て、喧嘩を始めてしまったわ


鵺野「いやー、すいません。子供はすぐにムキになって…」
大月「霊はプラズマです」
鵺野「そうですね、中にはプラズマを見間違えた場合も」
大月「いーや、全部プラズマです！霊など存在しません！」


……何もそんなムキになって、全否定しなくても



大月「全て科学的に解明できるプラズマです！」

大月「なんですか、君は！インチキ霊能力で子供を騙して…そんなだからいい年こいて恋人の1人もできないんですよ！」



痛いところをつくわね、大月先生
だけど、同じ霊能力者としてちょっと頭にきたわ

プラズマ→←成仏

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