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愛の力 ページ19

薄らいでいる意識の中、遠くの方で声が聞こえた





『見てよ、兄さん…こいつらがやったんだよ?でも、もう終わった。もう僕達の邪魔をする者はいないよ?ここは僕達の世界なんだ!』



『…絶鬼……』



『覇鬼兄さん!』





横たわってた体の支えを失い、転がりながら硬い床の上に落ちた


神音「………」


ゆっくり目を開け、霞む視界に入ったのは…絶鬼と完全な鬼となった鵺野先生…いや、覇鬼だった


2人が抱きしめ合ってる時、鵺野先生を呼ぶ声が聞こえてきた





広「…ぬ〜べ〜」

いずな「…っ……」

郷子「…ぬ〜べ〜」

まこと「ぬ〜べ〜先生…」

リツコ「鵺野先生…」

美樹「…ぬ〜べ〜」





鵺野先生…鬼に支配されないで……
あなたは誰よりも…ここにいる皆を…守ろうとする人……



「ドカッ!」



その時、覇鬼は抱きしめていた絶鬼を離し…右拳で絶鬼の顔を殴った
突然のことで絶鬼は避けることができなかった


絶鬼「ま、まさか…!に、兄さんじゃない!鬼じゃない!お、お前はっ!?」





『俺は…!』





絶鬼「バカな!こいつ1人で鬼の力を支配してるというのか!?バカな人間如きに!ふざけやがって!!」


絶鬼は無数の妖気の刃を、覇鬼の姿になってる鵺野先生を貫いた


絶鬼「調子に乗るなよ、人間!」


私達も、戦わないと…鵺野先生と、一緒にっ!





玉藻「ぬ、鵺野先生…」

ゆきめ「鵺野先生…」

神音「鵺野先生…」





私達の体が光出し、その光は真っ直ぐ覇鬼に吸い寄せられるように向かった
そして、覇鬼の体が光出した





覇鬼(鵺野)「俺はみんなが好きだ!それを傷つけようとする者を、決して許しはしない!!」



覇鬼(鵺野)「俺の生徒に手を出す奴は…許さないっ!!」





覇鬼は…いえ、鵺野先生は妖気の刃を粉砕し、覇鬼をボコボコに殴りつけた



絶鬼「(これが人間の力…愛する者を守る力…愛の力…僕は………)」

絶鬼「(僕は…触れてはいけないモノに触れてしまったのか…)」



そして再び鵺野先生の体は光出し…


鵺野「地獄に落ちろ!!」


左肩まで鬼化した状態の鵺野先生が現れ、鬼の手で絶鬼を切り裂いた

生きてる→←温かい命の温もり ※玉藻side



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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 春が近づいてきましたね!暖かくなってまいりました!その事件もありましたね!あれは泣けます (2023年3月28日 13時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» はい、クールヒロインさんの誕生日を知らない者などおりません、もうすぐ桜も満開の春でございます、春はやっぱり桜とだんごに抹茶ですね、心残りは少女の霊と図書室で生徒が失踪するという事件が覚えています。 (2023年3月20日 9時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 誕生日まで、いろんなことがありましたね!ヒロインにとっても、忘れられないお誕生日になった日になりました(*^^*) (2023年3月1日 11時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» クールヒロインさんへの誕生日を覚えたのは、あれは中国の霊能力者の道士の御札事件で心配して、ぬ〜べ〜クラスと和解してすぐの様子の日にちを覚えました、でも、ぬ〜べ〜クラスの皆さんとも和解してバレンタインバースデーが出来て楽しいです。 (2023年2月15日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» はい、ヒロインのお誕生日でした!おめでとうございます!覚えててくださり、ヒロインも喜んでおります!(*^^*) (2023年2月15日 2時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜萌 | 作成日時:2022年11月23日 13時

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