あなたを守ります ページ11
すると玉藻は、持っていた御鬼輪を床に滑らせて鵺野先生に渡したわ
玉藻「御鬼輪を左手にはめるのです。それは“鬼”をもう1度封じることが出来る。鵺野先生は助かるはずです」
玉藻「鬼の手が元に戻ったら、出来るだけたくさんの生徒を連れて逃げるのです」
玉藻「何人助けられるかわかりませんが…とにかく、絶鬼から逃げるのです」
それって、何人かは犠牲にしろってこと！？
鵺野「ダメだっ！！」
鵺野先生は、左手にはめた御鬼輪を払い飛ばしたわ
鵺野先生の行動に、玉藻は驚いていたわ
玉藻「っ！？な、何をっ！？」
鵺野「たとえ、俺がどうなろうが…生徒達は誰1人として犠牲にするわけにはいかない！」
鵺野先生は苦しみながら、御鬼輪を見てこう言った
鵺野「俺に考えがある！万に一つの可能性だが、奴に勝てる作戦が！！」
鵺野先生の作戦を聞き、私達はすぐに実行することにしたわ
ー屋上ー
私達は絶鬼がいる屋上へ急いだわ
ゆきめさんが鵺野先生を支えながら、屋上の扉を破壊したわ
鵺野「す、すまん…君を危険な目に付き合わせてしまって…」
ゆきめ「何 言ってるんですか♡私はどんなことがあっても、鵺野先生と一緒です♡」
ちょっと、イチャついてる場合じゃないと思うんですが？
リツコ「くぅ〜〜〜」
玉藻「あのぉ…」
リツコ「ん"っ！？」
玉藻「い、いや…大したことじゃないんですが…」
高橋先生は目の前でイチャついてる鵺野先生と ゆきめさんを見て、布を噛み千切っているわ
ちなみにその布は、隣にいる玉藻の白衣よ
玉藻「神音さん、今回の戦いは非常に危険です」
神音「えぇ、それはわかっているわ」
玉藻「鵺野先生の作戦が失敗したら、私はあなたを生かす為に連れて逃げます」
神音「はっ！？」
私は玉藻の顔を見ると、真剣な顔をした玉藻と目が合ったわ
いつになく真剣で、ドキッとしたわ
玉藻「私はあなたを死なせたくない、失いたくない」
神音「玉藻…」
玉藻「あなたを守ります」
玉藻はそっと私の手を力強く握り、そう宣言したわ
だけど私は、その手を握り返すことは出来ない
神音「玉藻、あなたの気持ちは嬉しいです…でも、ごめんなさい…」
玉藻「神音さん…！」
神音「私は最後まで戦います…この戦いから、逃げるわけにはいきません！」
私は玉藻の目を見ながら、しっかりと答えたわ
この少ない命で、誰かを守る為に戦いたいからっ！
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 春が近づいてきましたね！暖かくなってまいりました！その事件もありましたね！あれは泣けます (2023年3月28日 13時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» はい、クールヒロインさんの誕生日を知らない者などおりません、もうすぐ桜も満開の春でございます、春はやっぱり桜とだんごに抹茶ですね、心残りは少女の霊と図書室で生徒が失踪するという事件が覚えています。 (2023年3月20日 9時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 誕生日まで、いろんなことがありましたね！ヒロインにとっても、忘れられないお誕生日になった日になりました(*^^*) (2023年3月1日 11時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» クールヒロインさんへの誕生日を覚えたのは、あれは中国の霊能力者の道士の御札事件で心配して、ぬ〜べ〜クラスと和解してすぐの様子の日にちを覚えました、でも、ぬ〜べ〜クラスの皆さんとも和解してバレンタインバースデーが出来て楽しいです。 (2023年2月15日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» はい、ヒロインのお誕生日でした！おめでとうございます！覚えててくださり、ヒロインも喜んでおります！(*^^*) (2023年2月15日 2時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2022年11月23日 13時
