惹かれた理由 ページ1
人間の姿に戻った渚さんの目からは、涙が流れ続けている
渚「先生…ありがとう……止めて、くれて……」
渚「私は、人を食べて完全な妖怪になるしかない宿命の元に生まれました…でも…でも…私には、出来ない…！」
渚「友達を食べて、殺して、そんなことまでして、この世に居たくない！」
渚さんは立野君達を見て、涙を流しながらも笑顔で言った
渚「みんな…短い間だったけど、仲良くしてくれてありがとう…楽しかった…！」
渚さんはゆっくりと立ち上がり、鵺野先生に頼んだ
渚「私、もう誰にも迷惑をかけたくない！いつまたあんな姿に戻って、みんなを…！」
渚「先生、お願いです！どうか、先生の手で…私を…！」
鵺野「渚くん…」
渚さんは鵺野先生に抱きつき、縋った
鵺野先生は優しく抱きとめ、苦痛の表情を浮かべながら決めた
鵺野「………鬼の手よ…この子の魂を安らかに…」
『待ってぇ！』
その時、静止する声が響いた
その声の主は、ゆきめさんだった
ゆきめ「妖怪だって、妖怪だって、人間と同じように好きな人と一緒に居たいのよ！」
鵺野「ゆきめくん…」
ゆきめ「ねぇ、先生…妖怪って、幸せになれないの？どうしても！？」
ゆきめさんは泣きながら、鵺野先生に縋った
そして、立野君達も鵺野先生を止めに入った
法子「渚ちゃんを死なせないで！」
郷子「渚ちゃんにも幸せになる権利はあるはずよ！」
克也「そうだぜ！」
美樹「ぬ〜べ〜！」
私も鵺野先生に近づき、皆に言った
神音「皆の気持ちはわかる…だけど渚さんの悪しき宿命を断ち切るには、これしかないの」
私だって、出来たら渚さんには幸せになってほしいと思ってる
だけど、宿命を断ち切ることができないのも事実なんだ
渚「みんな、私のことは良いの！私がみんなと友達になれたのは、私の妖力のせい！」
郷子「違うわ！そんなんじゃない！」
広「俺達が渚ちゃんに惹かれたのは、渚ちゃんが純粋で、綺麗な心を持っていたからだよ！」
克也「あぁ、だからすぐに友達になれたんだ！」
まこと「そうなのだ！」
美樹「私達、これからもずっと友達だからね！」
法子「これからも、ずっと！」
静「渚ちゃん！」
皆の言葉を聞いて、渚さんは心から笑った
そして、奇跡が起こった
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 春が近づいてきましたね！暖かくなってまいりました！その事件もありましたね！あれは泣けます (2023年3月28日 13時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» はい、クールヒロインさんの誕生日を知らない者などおりません、もうすぐ桜も満開の春でございます、春はやっぱり桜とだんごに抹茶ですね、心残りは少女の霊と図書室で生徒が失踪するという事件が覚えています。 (2023年3月20日 9時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 誕生日まで、いろんなことがありましたね！ヒロインにとっても、忘れられないお誕生日になった日になりました(*^^*) (2023年3月1日 11時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» クールヒロインさんへの誕生日を覚えたのは、あれは中国の霊能力者の道士の御札事件で心配して、ぬ〜べ〜クラスと和解してすぐの様子の日にちを覚えました、でも、ぬ〜べ〜クラスの皆さんとも和解してバレンタインバースデーが出来て楽しいです。 (2023年2月15日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» はい、ヒロインのお誕生日でした！おめでとうございます！覚えててくださり、ヒロインも喜んでおります！(*^^*) (2023年2月15日 2時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2022年11月23日 13時
