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鵺野先生の言葉 ページ50

皆で鵺野先生が無事だったことに喜び合っていると…



妖怪2「…愚かな!我らを倒したところで“海蜘蛛”の宿命からは逃れることなど出来ぬのに!」

妖怪2「お前達は知らぬのだ!“海蜘蛛”の本当の恐ろしさを!」



“海蜘蛛”の恐ろしさ…?



妖怪2「今宵を逃せば“海蜘蛛”は完全な妖怪とはなれぬ…さりとて人間の姿に留まることも叶わん」

妖怪2「それでも、この世の未練を断ち切ることが出来ねば“海蜘蛛”は醜い犠牲の欠片もない化物になり、海を荒らし、人間達を襲う」

妖怪2「全てのモノを破壊しつくそうとするであろう…だからこそ、我らは……」



妖怪の話を聞いて、私は気づいた
この海の妖怪達が、どうしてこんな必死になっているのかを…


神音「あなた達、まさか…!」










妖怪2「“海蜘蛛”が完全な妖怪となることで、この海の平和は保たれる…」





妖怪2「それが“海蜘蛛”と海の妖怪の変えられぬ宿命…」










ゆきめ「そんな…そんなことって…!」


私達は急いで、渚さんが逃げた方へ向かった
そして洞窟を抜け、開けた場所につくと……そこには“海蜘蛛”の渚さんが待ち構えていた


渚さんは足を振り上げ、私と鵺野先生に向かって振り下ろした
だけど、私と鵺野先生は動かなかった



「ガッ」



振り下ろされた足は、私と鵺野先生を避けて近くの地面に突き刺さった
私はその場に留まり、鵺野先生はゆっくりと渚さんに近づいて行った


広「ぬ〜べ〜!」
郷子「神音さん、ぬ〜べ〜が危ない!」
神音「大丈夫…渚さんは、まだ……」


鵺野先生は鬼の手で渚さんに触れ、鬼の手を使って会話を始めた



鵺野「俺の話を聞くんだ、渚くん」

鵺野「妖怪は、人間の心が生み出したモノ…人間の憎しみや恨み、恐怖といった強い感情が妖怪を作り出すんだ」

鵺野「そしてそれは、皮肉なことに人間に害を及ぼすことが多い」





鵺野「しかし、人間を殺してはいけない!」





鵺野「君の…みんなの心を惹き付ける不思議な魅力は“海蜘蛛”のよるただの妖力でしかなかったのか!?」





鵺野「そうじゃない…俺はそうじゃないと信じている!」





鵺野先生の言葉を聞いて、渚さんの目から涙が伝い落ちた
そして“海蜘蛛”の体が光り、人間の姿の渚さんに戻った

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桜萌(プロフ) - サヤノさん» ご心配おかけいたしました!なんとか復活いたしました!夏休み終盤にかかってきました!(⌒▽⌒) (2022年10月26日 14時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - ダークプリズさん» お待たせいたしました!無事に復活いたしました!ご心配おかけいたしました!(⌒▽⌒) (2022年10月26日 14時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» 体調管理が心配ですが、蜂蜜レモネードやうどんを食べたら落ち着きます、栄養摂ってお大事にです。 (2022年10月14日 8時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
ダークプリズ(プロフ) - 体調は大丈夫ですか!?無理せずゆっくり休んでください!いつでも待ってます! (2022年10月11日 19時) (レス) @page43 id: 529421c69d (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» ある女の子が登場し、話が中盤に差し掛かりました!この後の展開をどう乗り切るのか、お楽しみにです!食欲の秋なので、美味しい物をたくさん食べたいですね(*^^*) (2022年10月3日 10時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜萌 | 作成日時:2022年8月21日 15時

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