【地獄先生ぬ〜べ〜】孤独な陰陽師 番外編

『恐怖の夏休み！！妖しの海の伝説！』 ページ37

ー童守小・職員室ー



暑い夏の季節
私達5年3組数名は、鵺野先生にあるお願いことをしているわ


郷子「ねぇ、ぬ〜べ〜ったら行こうよ〜！ねぇ！」」
鵺野「良いか、お前達？夏なんてもんはだな？この冷房の効いた部屋でじーっとしてるのが一番なんだ！あぁ〜、極楽極楽！」


もう、情けないわね…


広「保護者が必要なんだよ！だから、頼んでんじゃねーか！？」
鵺野「俺はパス！全く暑い所へわざわざ出掛ける奴の気がしれんよっ！」


鵺野先生の返答に、皆は怒りを露わにしてるわ
そんな時、高橋先生が話に入ってきたわ


リツコ「どうしたの、みんな？」
神音「私達 海へ行きたいのですが、保護者が居ないと行けないんです」
リツコ「あら、海？」
鵺野「あぁ、すいません！こいつらときたら我儘で！」


鵺野先生は慌てて立ち上がり、高橋先生に謝ったわ
だけど高橋先生は気にせず、それに私達にとって願っても無いことを言ってくれたわ


リツコ「海かぁ…良いわね？私で良ければ、一緒に行きましょうか？」


高橋先生の言葉に、皆と…なぜか鵺野先生も大喜びしたわ
鵺野先生、あなた面倒くさがってたじゃないですか！


鵺野「そう、夏と言えば海！さぁ、みんな！海が俺達を呼んでるぜ！」
神音「………鵺野先生」
鵺野「ん？なんだ？」
神音「調子良いんですよっ！」


私は渾身の肘で、鵺野先生のお腹に突き入れたわ
鵺野先生は悲鳴を上げ、床をゴロゴロ転がって悶えているわ


神音「鵺野先生…何か起こったら、真っ先に行動してくださいよ？」
鵺野「うぅ……」


まぁ、海は霊や妖怪は普通にいるし…
私1人じゃ対処できないことも出来るでしょうから、鵺野先生も一緒なら心強いっちゃ心強いのよね？


海か……ちょっとだけ、楽しみね

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