消灯 ページ13
ー体育館・消灯ー
9時の消灯時間は過ぎ、周りからは寝息しか聞こえない
私はそんな中、そっと布団から抜け出し体育館を出た
外の豪雨は治まるところか、酷くなってる
神音「…万全を期した方が良いわよね」
あの通り魔はスピードが早い…まずは、動きを止めることをしないと攻撃できない
私は自分の心臓部分に手を当て、悩んだ
妖刀・村正を使わないといけない可能性があるけど、使う時は慎重にやらないと
長時間 出したままにすることができないのが、問題なのよね
神音「とにかく、できる限り護符と真言で戦おう」
私は物陰へ身を潜めることにした
しばらく経つと、ついにそいつの気配を感じたわ
通り魔が姿を現したら攻撃しようと身構えていると、予想してなかったことが起こったわ
「キィィィィィ…」
稲葉さんが、体育館から出たことよ
神音「狙われているというのに、何してるのよっ！？」
急いで物陰から出ようとすると、稲葉さんは赤いリボンを身に着けたわ
まさか、敢えて出てきたっていうの！？
『郷子…』
郷子「っ…！？」
広「来るのか、あいつが？」
郷子「………」
立野君の問いかけに、稲葉さんは何も答えなかったわ
美樹「ダメよ、郷子！」
広「そうだよ！1人で出てってどうすんだよ！？」
郷子「狙われてるのは私だし、皆に…」
広「バカ野郎！」
美樹「らしくないよ、郷子？こんなに震えて…」
私はため息を吐き、物陰から出たわ
神音「…さっさと中に戻りなさい」
郷子「っ…神音さん！？」
広「そうだ！ぬ〜べ〜がいなくても、神音が居るじゃねーか！」
立野君と細川さんと木村君が、私にすがるような顔をしたわ
神音「もちろん、稲葉さんを守るわ」
克也「俺達も何か…」
神音「ダメよ！普通の人間が敵う相手じゃないのは、分かっているでしょ？」
私がハッキリ言うと、木村君は口をつぐんだわ
厳しいことを言うけど、現実を分からせないといけないわ
広「それでも、俺達も郷子を守りたいんだ！」
神音「だから……っ！？」
私は気配を感じ、稲葉さんを立野君の方へ突き飛ばしたわ
立野君は慌てて稲葉さんを抱き止めたわ
郷子「きゃっ！？」
広「郷子！神音、何をっ…！」
神音「バン・ウン・タラク・キリク・アク！」
神音「五行連環、急急如律令！」
“五芒星”の“セーマン”をきり、真言を唱えた瞬間、黒い物が当たって吹っ飛んで行ったわ
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» ご心配おかけいたしました！なんとか復活いたしました！夏休み終盤にかかってきました！(⌒▽⌒) (2022年10月26日 14時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - ダークプリズさん» お待たせいたしました！無事に復活いたしました！ご心配おかけいたしました！(⌒▽⌒) (2022年10月26日 14時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» 体調管理が心配ですが、蜂蜜レモネードやうどんを食べたら落ち着きます、栄養摂ってお大事にです。 (2022年10月14日 8時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
ダークプリズ(プロフ) - 体調は大丈夫ですか！？無理せずゆっくり休んでください！いつでも待ってます！ (2022年10月11日 19時) (レス) @page43 id: 529421c69d (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» ある女の子が登場し、話が中盤に差し掛かりました！この後の展開をどう乗り切るのか、お楽しみにです！食欲の秋なので、美味しい物をたくさん食べたいですね(*^^*) (2022年10月3日 10時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2022年8月21日 15時
