【地獄先生ぬ〜べ〜】孤独な陰陽師 番外編

学校で避難 ページ12

ー翌日・童守小ー



今日は天気が悪く、風と雨が窓を叩きつけているわ
鵺野先生が、この天気で下校するのは危険だということを説明したわ


鵺野「…という訳で、今夜は全員 学校で避難することになった」
全員「やったぁーーー！！」


そして、皆は大喜びしているわ



「パン！パン！」



鵺野先生が両手を叩いて、皆を静めたわ



鵺野「静かに！6時になったら臨時給食が配達される。支度は、今日の給食当番が受け持つこと！」

鵺野「それから、8時半には全員行動で寝る準備だ。良いな？」



全員「はーい！」


全員が返事をした後、慌てた様子で石川先生が教室に入ってきたわ


その内容は、童守川が氾濫しそうになり、堤防が決壊しそうになっているという内容だったわ
学校には女の先生が残り、男の先生は全員 応援に向かうことになったそうよ



鵺野「良いか！学校から一歩も出るんじゃないぞ！9時には消灯だ！周りに迷惑かけず、静かに寝るんだぞ！」

鵺野「神音、ちょっと良いか！」



私は鵺野先生に呼ばれ、急いで駆け寄ったわ
鵺野先生は小声で………


鵺野「出来るだけ早く戻るようにするが、ここを頼む」
神音「はい！何があっても、私が守りきります」
鵺野「あまり無茶はするなよ」


そう言って、鵺野先生は石川先生と一緒に教室を出て行ったわ


鵺野先生の心配もわかる
万が一、あの通り魔がきたら…相手をすることが出来るのは私だけ…


広「おい、神音？」
美樹「ぬ〜べ〜に何を言われたの？」
神音「大したことじゃないわ？悪さしてる人がいたら、叱ってくれと頼まれただけよ」
広「いっ！？(神音って、怒ると怖いんだよなぁ…)」


何かしら？とても失礼なことを言われた気がするわ

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