【地獄先生ぬ〜べ〜】孤独な陰陽師12

2つの命令 ページ46

隙が出来ないかと気を伺っていると…


部下1「すげーな！」
部下2「今年はボーナスすごいぞ！」


管乱坊の部下達の気が緩んだのが目に入った
私は蓮月に視線を送ると、蓮月はすぐに頷いた


蓮月「はっ！」
部下達「うわぁぁぁ！？」


蓮月が爪で管乱坊の部下達を襲ったわ
管乱坊の部下達は隙を突かれ、郷子さん達を離したわ


管乱坊「何っ！？」
神音「鵺野先生、今です！」
鵺野「よくやった！お前の思い通りにはさせんぞ！」


鵺野先生は管乱坊から筒を奪おうと掴みかかった
筒は床に落ちて、真ん中から縦に割れてしまった


管乱坊「し、しまった！くだ が！」


葉月さんと管乱坊がそれぞれ2つに割れた筒を拾い…


いずな「ゲド！扉を閉じなっ！！」
管乱坊「バカめ！そんなことはさせん！！石化しろ！」


葉月さんは扉を閉じるように、管乱坊は石化するように…2つの命令がゲドを操った



いずな「私利私欲の為にゲドに酷いことしやがって！お前達サイテーだよ！」

いずな「ゲドを殺させやしないよっ！」



すると、ゲドが扉を閉め始めた
これは…管乱坊じゃなく、葉月さんの命令をきいた！



管乱坊「ばっ、ばかな！扉が閉じてゆく！」

管乱坊「なぜだ！？プロのくだ狐使いのわしよりも、あの素人娘の命令をきくというのか！」

管乱坊「くそっ！何が何でも閉じさせるな！」



ゲドを操るのを止めた管乱坊は、部下達と一緒に閉じかけている扉に体を滑り込ませ、必死で抵抗した


いずな「バカ！よせ！二度と出てこられなくなるよ！！」
神音「もう手遅れだ…助けられない…」


管乱坊達は穴の中に閉じ込められ…二度と出てこられなくなった…

お前は…最高のくだ狐使いだ→←真の富

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