最高の日 ページ34
その後は皆が用意してくれた料理やケーキを食べたり、ゲームをしたり…楽しかったわ
もう夕方になり日も沈んできたから、暗くならないうちに解散になるのだけど…
ゆきめ「もう〜！いつになったら来るのよぉ〜！！」
蓮月「あんのキツネ〜！我が主のお産まれになった日だというのに連絡も無しとは、何事だぁ〜！！」
そう…玉藻はまだ来ていないわ
私は苦笑し、どう落ち着かせようかと悩んだわ
ゆきめ「神音ちゃんも、怒って良いのよ！？」
神音「しかし玉藻はお医者様です。人の命がかかってる仕事ですから…」
ゆきめ「うぅ〜！神音ちゃん、本当に良い子！！」
少し落ち着いたかな？と思っていると…
「ガラッ！」
玉藻「神音さんっ！」
教室のドアを勢いよく開けて入ってきたのは、玉藻だったわ
かなり急いできたのか、少し息を切らしていたわ
玉藻「すみません…急に急患が入って、その対応で遅れてしまいました」
神音「構いません。それより、抜けて来て大丈夫なんですか？」
玉藻「手術も成功し、手続きも全て終わらせて来たので大丈夫です。中途半端で来たら、あなたに怒られてしまいますから…」
玉藻は息を整え、微笑みながら…
玉藻「神音さん、誕生日おめでとうございます」
神音「っ…ありがとうございます、玉藻」
やっと、玉藻から『おめでとう』を聞けた
神音「玉藻…私の誕生日でもあるんですけど、バレンタインでもあるので…」
私は玉藻用のチョコを取り出し…
神音「その、受け取って…くれますか…？」
玉藻「ありがとうございます、神音さん」
玉藻はチョコを受け取ってくれた
チョコを食べるかわからなかったから、受け取ってもらえて良かった
玉藻「神音さん、私からのプレゼントを受け取ってくれますか？」
神音「え？えぇ…当然、受け取ります」
玉藻は私の左手を握り、ゆっくりと持ち上げ…
玉藻「神音さん、私はあなたと出会えて良かったと思っています」
神音「玉藻…？え………！？」
左手の薬指に違和感を感じ、見るとそこには……
銀色に輝く指輪がはめられていたわ
玉藻「神音さん、私はこれからもあなたと共に居たい…私の伴侶になってほしい…」
玉藻「私と、結婚してください」
私の両目から溢れる程の涙が流れ落ちた
返事は当然決まっている
神音「はい、よろしくお願いします…！」
返事を返した後、玉藻に抱きついて涙を流し続けた
本当に、今日は最高の日だわ
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 無事に和解することができるのか、自分も心配です…でも、ヒロインなら大丈夫です！どう和解し、仲直りするのかお楽しみにです！(⌒▽⌒) (2022年2月13日 1時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» なるほどね、出来る事なら、ぬ〜べ〜クラスの和解と友達想いが安泰するように考えるべきですね……ファイトです! (2022年2月11日 10時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» なんとか霊符師事件は終わりました！ヒロインとぬ〜べ〜クラスとの間に壁がっ！？次回はついに、ヒロインの………です！(⌒▽⌒) (2022年2月8日 2時) (レス) @page29 id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» 事件が終わったらヒロインさんがぬ〜べ〜クラスに説教一発かませばいつでもよろしいでございます、ヒロインさんにも寝た子を起こすにも程があります、気休めを入れないと、ロクでもない生徒に成り下がる事になりますからね? (2022年1月31日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 決着が解決したと思ったら、新たな問題がっ！？この先の展開と、ヒロインとぬ〜べ〜クラスの問題はどうなるのかお楽しみです！(>ω<) (2022年1月29日 16時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2022年1月8日 0時
