【地獄先生ぬ〜べ〜】孤独な陰陽師12

恋人の為に… ページ29

鵺野「神音、そうだったのか！？」
広「なんでぬ〜べ〜が知らねーんだよ！？」
郷子「教師でしょ！？」
鵺野「うっ…」


別に、気にしてないんですが…


ゆきめ「それなら、お祝いしながらチョコ交換しましょう！」
神音「え…？」
鵺野「そうだな！その日は学校が休みだし祝うか！」


皆はその気なのか、すごい盛り上がっているわ










ーゆきめの部屋ー



ゆきめ「さて、作るわよ！」
神音「ゆきめさん、張り切ってますね」
ゆきめ「だって、愛しい鵺野先生の為に愛の込もったチョコを作るんですもの♡」


ふふっ…私も、玉藻の為に作ろう


ゆきめ「神音ちゃん、玉藻のこと考えてたでしょ？」
神音「えっ！？」
ゆきめ「ふふっ…神音ちゃん、玉藻のことになるとすごいわかりやすいから可愛い♡」
神音「は、恥ずかしい…///」


私、そんなに顔に出てるのかしら？


ゆきめ「それじゃ、お互い恋人の為に作りましょう！」
神音「はい！」





ー数時間後ー



ゆきめ「ふぅ…出来た！」
神音「そ、そうですね？」


ゆきめさん、どうやっても冷凍食品になってしまうわ…
まぁ、鵺野先生なら喜んで食べるだろうから大丈夫だとは思うけど…


ゆきめ「そうだ、郷子ちゃん達にも作らない？」
神音「稲葉さん達にも、ですか？」
ゆきめ「そう！友チョコってあるし、せっかくだから作りましょう！」


友チョコ…
そうね…せっかくだから、作ろうかな…


ゆきめ「そういえば神音ちゃん、ずっと郷子ちゃん達のこと名字で呼んでるけど、名前で呼ばないの？」


私は動かしてた手を止め、少し俯き…


神音「私は、友人を作らないようにしてきたんです」
ゆきめ「え…？」



神音「妖刀・村正のこともあったので、寿命が尽きるのもわかっていたので、友人を作らないようにしてたんです」

神音「友人を作ったら、その友人を悲しませてしまうから…だから、稲葉さん達とは壁を作ってたんです」

神音「今は村正を使わないように気をつけていますが、身についてしまったもので…どう接したら良いのかわからないんです…」



だから、霊符師の時に酷いことを言ってしまった…
稲葉さん達と、どう接したら良いんだろう…？

どうしたものか…　※鵺野side→←産まれた日？

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