【地獄先生ぬ〜べ〜】孤独な陰陽師12

眠鬼の説得 ページ24

霊符師は眠鬼に霊符を貼り、離れたわ


ヤン「お…おのれ変態め〜！これが貴様の戦い方か！さては、これが日本のセクシーコマンドーあるね！」


それはちょっと、違うような…


眠鬼「ちょっと！これ剥がしなさいよ！」
鵺野「宇宙天地 與我力量 降伏群魔 迎来曙光…！」


鵺野先生は霊符を剥がし、眠鬼に協力するように説得したわ



鵺野「いいか眠鬼、よく聞けっ！奴は霊符を使えるんだ」

鵺野「妖怪のお前では神の力である霊符には不利だ！戦いは俺に任せろ！」



眠鬼「うるさい！うるさい！うるさい！私は鬼だっ！あんな奴、私の力で倒してやる！」


眠鬼は聞き入れず、再び鵺野先生を引っ張って霊符師に突っ込んだわ
だけど本来の力は発揮できず、鵺野先生は押されているわ


ヤン「フフ…その程度か…天道晴明 地道安寧 人道虚寧！」
鵺野「ぐああ！」


鵺野先生は霊符師の霊符によって、身動きが取れなくなってしまったわ



ヤン「ハハハ どうだ、動けまい！」

ヤン「吸血縛の霊符だ！貴様の血を吸い上げ、動きを封じる！」

ヤン「貴様の鬼の手など怖くはないぞ！鬼の手は俺が使う！妖怪共を1匹残らず抹殺する為に！」

ヤン「それが俺の復讐だ！！邪魔する奴は、人間であろうと殺す！！」



「グサッ！」



鵺野「ぐふ！」
神音「鵺野先生っ！？」


霊符師は身動きが取れない鵺野先生の体を、鬼の手で斬りつけた
私は鵺野先生の元に行こうとしたが…



「ズキッ…」



神音「ぐ、っ…！」


痛みで崩れ落ちそうになった
くそっ…こんな負傷してなければ、鵺野先生の援護ができるのにっ！



鵺野「眠鬼ーっ！力をかせ！！」

鵺野「俺がお前をコントロールすれば、鬼の力を霊力に変換してこの霊符を破れる！」



眠鬼「嫌よ！私は鬼だ！人間なんかにコントロールされるもんか！」
ヤン「生意気な鬼め…まずは貴様から始末してやる！」


霊符師は鵺野先生から眠鬼に攻撃対象を替えた


鵺野「危ない…ぐわっ！」


鵺野先生は身を挺して、眠鬼を庇って攻撃を食らった


眠鬼「お…お兄ちゃん、どうして…私を庇うなんて…」
鵺野「お前は俺の大切な生徒…そして妹だ 傷つけさせるものか…」
眠鬼「お兄ちゃん…」
ヤン「フッ 妖怪ごときを庇って、自分を犠牲にするとはね…バカな男だ」


だけどその瞬間、鵺野先生は体中の霊符を振り払ったわ
どうやら、やっと鵺野先生の協力に応じたようね

鬼の手を持つ資格はない→←ヤンと戦闘

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