【地獄先生ぬ〜べ〜】孤独な陰陽師12

妖怪狩り ページ21

ー翌朝ー


翌朝…私、鵺野先生、ゆきめさん、眠鬼の4人で霊符師を探すことにしたわ


鵺野「妖気を辿ると、奴はいろんな所で鬼の手を出している」
神音「何に鬼の手を使っているのか気になりますが…」
眠鬼「見せびらかしてるだけだったりして」


その時、角から“座敷童子”がボロボロでフラついて現れたわ


神音「“座敷童子”！？」
ゆきめ「どうしたの！？」


倒れた“座敷童子”を抱きとめると、背中に鬼の手で切られた跡が残っていたわ










ー童守小・教室ー



玉藻「どうして鬼の手が盗まれたことを私に知らせなかったのです、先生」
神音「私も玉藻に知らせてると思っていたのですが？」
鵺野「恥だから///」


………今更じゃないですか？


私達は急いで童守小に玉藻を呼び“座敷童子”の怪我を治してもらっているわ
ところで、どうして普通に立野君達がいるの？


玉藻「そいつは鬼の手を使って、妖怪狩りをしているというのですね」
神音「まだハッキリしていませんが、おそらく…」
ゆきめ「先生！神音ちゃん！」


町内の妖怪達を避難させる為、ゆきめさんが連れて来た妖怪達を見て驚いたわ
避難してきた妖怪達は、鬼の手によって負傷していた


神音「玉藻、私も治療を手伝います！」
玉藻「すみません、助かります」


さすがに玉藻1人じゃ間に合わないわ
治療符をたくさん持ってきて良かったわ


玉藻「ふざけた奴だ、妖怪をなめおって…どうやら今回 戦うのは、私達 妖怪のようだな」
ゆきめ「私も行くわ、狐さん」
蓮月「今回も私も手を貸そう、キツネ“雪女”」


蓮月が現れ、2人に言い放ったわ


玉藻「私達に協力してくれるんですか？」
蓮月「さすがの私も、この現状には腹を立てておる。ここにおる妖怪達は、危害を与えない者達ばかりだしな」


どうやら蓮月も、無差別に妖怪達が襲われてることに腹を立ててるようね
私も、このまま黙って見てるつもりはないわ


神音「私も手伝うわ」
鵺野「待てっ！俺も…！」


鵺野先生も協力しようと申し出しようとしたが…


玉藻「………」
ゆきめ「………」
蓮月「………」
神音「………」


鵺野先生の猫の手を見て、少し気まずい空気になり…


玉藻「猫の手は借りん」
蓮月「さり気なく我が主の肩を抱き寄せるな、キツネ！」


鵺野先生を置いて、学校を出ようとしたら…


ヤン「妖怪ども…どこに隠れたかと思ったら…こんなところに集まっていたのかい」


霊符師が現れ、乗り込んできたわ

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