お互いの気持ち ページ8
神音「た、玉藻…？」
玉藻の突然の告白と抱きしめられたことで、私はかなり混乱してるわ
玉藻「…まさか…妖狐である私が、人間の…あなたを好きになるとは、思いませんでした…」
玉藻は私を抱きしめながら、ポツリと呟き始めたわ
玉藻「最初の頃は、あなたのことは何とも思っていなかったんですが…」
玉藻「いつの間にか…あなたと関わっていくうちに、どうやらあなたへの気持ちが変化していたようです」
玉藻「人間の女に恋するとは思ってなかったので、自分の気持ちに全然 気づかなかったですよ…」
玉藻に抱きしめられてるせいで顔が見えないけど、なんとなく苦笑してるような気がするわ
神音「い、いつから…」
玉藻「そうですね……完全に自覚したのは、あの絶鬼との戦いの時ですね」
神音「えっ！？」
驚いて顔を上げようとしたら、見られたくないのか頭の後ろに手を添えられ、顔を胸に押し付けられてしまったわ
玉藻「すみませんが、顔は見ないでください」
神音「…どうして、ですか？」
玉藻「…見られたくないからです」
……こんなこと言ったら、申し訳ないけど…なんだか、玉藻が可愛いわ
神音「………」
私は少し悩んだ後、ゆっくりと玉藻の背中に手を添えて抱きしめ返したわ
玉藻「…！？神音さん？」
神音「玉藻って…焦ったりすると、私のことを呼び捨てになりますよね？」
玉藻「そう、ですか…？もしかして、嫌でしたか？」
神音「いいえ…玉藻に呼び捨てで呼ばれるのは、嫌いじゃないわ…」
私は玉藻の胸に顔を埋めながら、自分の気持ちを伝えようとした
神音「ハッ！」
玉藻「神音さん？」
だけど私は、思い留まってしまった
だって、私は……
神音「私は、愛される資格はありません…」
玉藻「………」
神音「私は、復讐の為にいろんな人を傷つけた…そんな私に、そんな資格は…！」
玉藻「神音！」
玉藻が両手が、私の両頬に添え…無理矢理に上を向かせられ、玉藻と見つめ合った
その瞬間、私の目から涙が流れ落ちた
玉藻「私は、そんなことを聞きたかったわけではありません」
神音「玉藻…」
玉藻「私は、あなたの気持ちを知りたいんです」
玉藻の真剣な顔を見て、私は自分の気持ちを口にしていた…
神音「好き…」
神音「私も…玉藻が、好きです…」
玉藻はフッと微笑んだ後…ゆっくりと顔を近づけてきて、私も両目を閉じて……
玉藻とキスをしたわ
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» ハロウィンが終わってしまいましたね！あっという間でした…誤字を教えていただき、ありがとうございます！いつの間にか間違っておりました…できる限り見直して直します！ (2021年11月1日 3時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» おはようございます、いよいよあと少しでハロウィンですね、それからぬ〜べ〜連載シリーズでは、ちょっとした名前の誤字脱字があります、��子です。 (2021年10月29日 8時) (レス) @page46 id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 鍋料理、良いですね〜！これからどんどん寒くなってくるので、暖かいご飯が一層美味しくなりますね！……傷ができても、これからは玉藻が治してくれます！ (2021年10月25日 8時) (レス) id: 31756e319a (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» そうですね〜、食欲の秋はラーメンとうどん、スタミナたっぷりの鍋料理ですね、それに……どんな傷跡でも戒めの証ですよ! (2021年10月21日 8時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» ヒロインの誕生日は、もう少し後にやる予定なのでお楽しみにです！ぬ〜べ〜もですが、ヒロインも魅了する力がっ！？確かに食欲の秋ですねぇ…いろんなモノを食べてしまいます！ (2021年10月19日 23時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2021年9月2日 12時
