嘘がつけない ページ46
ー廊下ー
鵺野「神音、まだ教室に戻ってなかったのか」
神音「図書室に用があったんです」
鵺野先生と一緒に教室に行くと、何やら騒がしいわ
不審に思いながらドアを開けると…
鵺野「こりゃ、なにごとー！？」
何人か泣いていたり、謝り倒していたり、喧嘩していたり、冷やかししてたり…よくわからないけど、教室は大混乱しているわ！？
見渡していると、細川さんが持ってる物に目が入ったわ
神音「鵺野先生！細川さんが持ってる物！」
美樹「やべっ」
郷子「えっ！？美樹が！？」
鵺野「うむ！あれは本当のことを言ってしまう、ホントくんだ」
細川さんは一目散に逃げ出したわ
私達も慌てて細川さんを追いかけたわ
美樹「キャ…！」
「べしゃっ」
細川さんは足を滑らせて転んでしまったわ
そして………
美樹「あー！？」
人形は、細川さんの胸に付いていたわ
郷子「いい気味よ！それで本音を言いまくって困るといいんだわ！」
美樹「べー！私は元々本音で生きてんのよ、ちっとも困らないわ」
郷子「憎たらしい！待てー！！」
美樹「へへーんだ！」
細川さんは再び逃げ出し、私達は追いかけたわ
何回か細川さんを見失ったけど、見つけるのは簡単だったわ
だって……
郷子「美樹ー！どこなのー！？」
美樹「はーい！ここでーす！」
鵺野「美樹ー！どこだー！」
美樹「ほいほーい！」
こんな感じで、嘘がつけないから自分の居場所を教えてくれるわ
このやり取りを繰り返し、細川さんは立ち入り禁止の非常階段へ駆け込んだわ
鵺野「む！」
神音「あ！」
その時、細川さんに取り憑いた人形から霊が抜けていくのを見たわ
もしかして…！
鵺野「美樹、よせ！そこは立ち入り禁止だぞ！老朽化して腐ってる…」
「バキッ！」
美樹「きゃあーっ！」
鵺野先生の静止は間に合わず、階段が音を立てて崩れだしたわ
下を見ると、細川さんはかろうじてぶら下がった状態でいたわ
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» ハロウィンが終わってしまいましたね！あっという間でした…誤字を教えていただき、ありがとうございます！いつの間にか間違っておりました…できる限り見直して直します！ (2021年11月1日 3時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» おはようございます、いよいよあと少しでハロウィンですね、それからぬ〜べ〜連載シリーズでは、ちょっとした名前の誤字脱字があります、��子です。 (2021年10月29日 8時) (レス) @page46 id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 鍋料理、良いですね〜！これからどんどん寒くなってくるので、暖かいご飯が一層美味しくなりますね！……傷ができても、これからは玉藻が治してくれます！ (2021年10月25日 8時) (レス) id: 31756e319a (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» そうですね〜、食欲の秋はラーメンとうどん、スタミナたっぷりの鍋料理ですね、それに……どんな傷跡でも戒めの証ですよ! (2021年10月21日 8時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» ヒロインの誕生日は、もう少し後にやる予定なのでお楽しみにです！ぬ〜べ〜もですが、ヒロインも魅了する力がっ！？確かに食欲の秋ですねぇ…いろんなモノを食べてしまいます！ (2021年10月19日 23時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2021年9月2日 12時
