【名探偵コナン】不可能犯罪、提供しましょう6

白ウサギ？ ページ27

影霧「………」


ポアロに監視カメラあったの、忘れてた…
私が神鬼になってた時の映像、見てないと良いんだけど…


目暮「その先生という人物と、連絡はとれないのかね？」
影霧「すみません…連絡先は、知らないんです…」


聞いても、教えてくれなかったし…


安室「あの、目暮警部…事情聴取は、そこまでに…」
目暮「そうじゃな…すまんが影霧君、また明日も話を聞かせてもらって良いかの？」
影霧「あ、はい…」


目暮警部は頷いて、毛利探偵と一緒に病室を出て行った
どうやら毛利探偵も目暮警部達と一緒に、私に毒を盛った犯人を捜してるみたい


蘭「影霧さん、お父さんならきっと見つけてくれますから！」
園子「影霧さん、何か欲しいモノとかありますか？」
影霧「それじゃあ、何か飲み物を…」
園子「わかりました！」


蘭さんと園子さんは、売店に行く為に病室を出て行った
ようやっと、一息つける…


歩美「影霧お兄さん、大丈夫？」
影霧「うん…みんな、ありがとね？目の事を黙っててくれて…」


私が目覚めた後、カラコンが付いてないのにはすぐに気づいた
慌てて隠したけど、安室さんとコナン君と哀ちゃん、少年探偵団3人組には見られた


光彦「でも、少し驚いちゃいました」
元太「俺も！影霧の兄ちゃん、本当は目が真っ赤だったんだな！」
影霧「まぁ、ね……」


そう……本来はカラコンを入れて、目を黒にしてたけど…
本来の私の目の色は、血のように真っ赤だ


養護施設の時は、気持ち悪がられたなぁ…
ただでさえ髪の毛だって地毛なのに、白髪だからなぁ…


歩美「でも歩美、目が真っ赤の影霧お兄さんの姿も好きだよ！」
影霧「え…？」
歩美「白ウサギさんみたいだもん！」


え……し、白ウサギ？
なんで、白ウサギ？


歩美「ほら、白ウサギさんって目が真っ赤だから！」
影霧「あ、あぁ…確かに？」


白ウサギなんて、そんなこと初めて言われたよ


ちなみに、今は黒のカラコンを入れてます！
毛利探偵達が来る前に、取り付けました！

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