【名探偵コナン】不可能犯罪、提供しましょう6

なぜ？　※安室(降谷)side ページ18

ー米花病院ー



「バタバタバタバタッ！！」



蘭「安室さん！コナン君！」
毛利「いったい、どういう事なんだ！？」


連絡を受けて、毛利小五郎や蘭さんに園子さん…阿笠博士や子供達が急いで病院に来た


歩美「コナン君、影霧お兄さんは…」
コナン「まだ、手術中だよ…」
毛利「安室君、説明してくれ！」
安室「…どうやら影霧さんは、何者かに毒を盛られたようです」


それを聞いて、皆は目を見開いて驚いた


安室「………」


あの時 影霧さんは、毒のことなんて知らないと言っていた…

それに、カウンターには2つのコーヒーカップがあった

そのうちの1つを影霧さんが飲んだから、あれは影霧さんの分なんだろう
きっと影霧さんは、誰かとコーヒーを飲んでいたんだろう


安室「………」


ただ、誰と一緒に飲んでいたのか…
思い出すんだ…きっと、何かヒントが…！





影霧『…ど、して……せん…せい…！』





まさか……影霧さんがずっと捜してた“先生”という人物が！？
そうじゃなければ、あんな言い方をしないはず！


だが、なぜ影霧さんに毒を…？



『毛利君！』



突然の声にハッとなり、声がした方を見ると目暮警部達が来た


目暮「詳しい話はコナン君から聞いたぞ」
高木「影霧さん、大丈夫なんですか！？」
安室「まだ、手術中で…詳しい事はわからないです」


……こうやって見ると、影霧さんは好かれているんだな
影霧さんが毒を盛られたのを知って、こんなにも人が来てくれる…


そんな人が、犯罪者だったなんて……


目暮「我々は、影霧君に毒を盛った犯人を突き止めるぞ！」
高木「はいッ！」
毛利「警部！俺にも手伝わせてください！」
目暮「うむ！期待しとるぞ、毛利君！」


僕も先生という人物を調べないとな…
だが、どんな人物なのかも…名前もわからないしな…


園子「あ、手術終わったみたい！」
安室「…！」


見ると、『手術中』のランプが消えていた
そして、ストレッチャーに運ばれる影霧さんと医師が出て来た


僕はすぐに、その医師に詰め寄った

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