探偵たちの夜想曲(事件)7 ページ32
蘭「でもなんで、そんなことを？コインロッカーを探しにてもらいに来ただけなのに」
毛利「そのロッカーに…とんでもねーモンが入ってるんじゃ」
安室「さぁ？それは…」
安室さんは、ゆっくりとドアノブを掴み…
え…まさか！？
安室「本人に聞いてみましょうか？」
安室さんは、ドアを開けて部屋に入った
やっぱりか！！
蘭「本人って…」
毛利「まさか！？」
安室「先生がトイレに入ろうとした時に、丁度返信が来ましたよね？」
安室「そして、コナン君がトイレに入ろうとした時も」
た、確かに…
まぁ、そのメールの内容で可笑しい内容が書いてあったけど…
コナン「それに、トイレの前の床にさ 何か引きずったような後が付いてたよ」
あ、それはさすがに見逃してた
コナン君、本当によく見てるなぁ〜？
安室「そう」
安室「おそらく、その誰かは何らかの理由で依頼人を連れ込み」
安室「まだ隠れているんですよ」
安室「あのトイレの中にね」
安室さんがトイレの扉を睨みつけた瞬間…
「ズガァン！」
銃声のような音が聞こえた
え……銃声っ！？
コナン「っ…！」
最初に行動したのは、コナン君だった
コナン君は急いでトイレの扉を開け、入っていった
安室「蘭さんと影霧さんは、ここに居てください！」
影霧「あ、はい！」
続いて、毛利探偵と安室さんもトイレに入って行った
そして………
ー数分後ー
目暮「では、こういうことかね？」
目暮「樫塚圭さん」
目暮「貴女はコインロッカーの捜査を、毛利くんに依頼するためにここを訪れたが」
目暮「毛利くんの助手と名乗る男に出迎えられ」
目暮「スタンガンで気絶させられて」
目暮「気がついたらガムテープで拘束され」
目暮「トイレに押し込まれていたと」
あの後、トイレから毛利探偵達と一緒に、樫塚圭さんという女性が出てきた
どうやら、ガムテープで拘束されていたらしい
そばには、拳銃で撃たれた男の遺体があったみたい
樫塚「はい 逃げないようにブーツを脱がされ、靴紐まで抜かれました」
目暮「そして、毛利君達ちが戻ってきて」
目暮「トイレに貴女を監 禁しているとバレたと焦ったこの男は」
目暮「銃口を自分の口に入れて発砲し」
目暮「自 殺したと言うわけですな？」
目暮警部の問いかけに、樫塚さんは戸惑いながらも
樫塚「は、はい…」
頷いた
うわぁ…まさかの殺人現場に遭遇するなんて、思わなかったよぉ〜
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作者名：桜萌 | 作成日時：2019年11月7日 22時
