ジンとの出会い2 ページ24
影霧[出てきて良いですよ〜?]
ジン「………」
うーん…これは、帰らせてくれるかな?
ジン「最後にやってたのは何だ?」
影霧[あぁ、このペンダントでやってたこと?催眠術だよ]
ジン「催眠術?」
僕は、首から下げてるペンダントを持ち上げた
影霧[僕、絶対に自分に関する証拠を残さないようにしてるんだ]
影霧[覚えるの大変だったんだけど、便利なんだよ?]
影霧[僕に関する記憶を消させてもらったんだよ]
書類だって、始末するようにかけてあるし…
影霧[ねぇねぇ!貴方って、なんて言うの?]
ジン「……ジンだ」
影霧[へぇ〜!ジンって、殺し屋さんとか?]
ジン「………」
影霧[答えたくないなら、答えなくて良いよ?そこら辺は、わきまえてるから]
あまり踏み込みすぎると、まずいことになるし
影霧[それで、僕のこと…殺しちゃう?]
ジン「……フッ…」
影霧[え?なんで、鼻で笑われた?]
ってか、さっきのめっちゃ格好いいんだけど!?
ジン「テメーに興味が湧いた」
影霧[え…?]
ジン「………」
影霧[ちょちょちょっ!ちょい、待って!?]
去ろうとするジンに、僕は慌てて腰にしがみついた
ジン「なんだ?つーか、ひっつくな」
影霧[も、もう一度言ってくだされ!!]
ジン「は…?」
影霧[さっきの、もう1回言って!録音したい!]
ジン「消されたいのか?」
影霧[それは、嫌っ!]
慌てて、ジンから離れた
さっきの、もう1度聞きたかったのにぃ…
影霧[さて、僕は帰ろうかな?]
ジン「………」
影霧[それじゃあね、ジン 僕に会いたかったら、頑張って探してね♪]
ー回想終了ー
影霧[って、いうことだよ?普通でしょ?]
ベルモット「貴方は、最初からそんな感じだったのね?」
影霧[どういうこと!?]
ベルモット「イケメン好きなのは、てっきり設定なのかと思ってたわ」
影霧[そんな訳無いじゃん!イケメン好きなのは、マジだよ!]
設定な訳ないじゃ〜ん!
ジン「………」
バーボン「………」
ウォッカ「………」
影霧[お願い、引かないで!ウォッカは良いけど、ジンとバーボンに引かれたくない!]
ジンとバーボン格好いいから嫌われたくない!!
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作者名:桜萌 | 作成日時:2019年11月7日 22時