【名探偵コナン】不可能犯罪、提供しましょう

表と裏 ページ2

ーポアロー



「カラン、カラン…」



影霧「ありがとうございました〜！」
梓「ふぅ…なんとか、乗り切りましたね！」
影霧「ですね？珍しく、混みましたもんね」

梓さんと一緒に、一息ついてると…



「カラン、カラン…」



コナン「こんにちは〜！」
影霧「コナンく〜ん！いらっしゃぁ〜い！」

コナン君、来たぁぁぁあああああっ！
可愛い！すんごい、可愛い！
一昨日も昨日も可愛いけど、今日も可愛いぃぃぃいいいいいっ！！

影霧「アイスコーヒーかな？」
コナン「うん！今日ね、欲しかった本が買えたんだ！」
影霧「そうなんだ？良かったね！」

コナン君は上の階に住んでる、毛利探偵の居候君
初めて会った時、ズキューン！ときたよ！
抱きつかなかった自分を褒めてほしい！

影霧「はい、アイスコーヒー」
コナン「ありがとう！」

ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"！！
コナン君の笑顔を見ただけで、疲れが吹っ飛ぶよ！

影霧「今日は、どんな面白い話してくれるの？」
コナン「ん〜…あ！この前、小五郎のおじさんが…」

あ、毛利探偵の推理話かな？
コナン君って、毛利探偵と一緒にいるせいか事件に巻き込まれるんだよね？
コナン君の推理話するの、大好きなんだけど…

影霧「へぇ〜！相変わらず、毛利探偵は凄いね？」

君が、あの有名な高校生探偵…
工藤新一だって、知ってるんだよね

でも、大丈夫だよ？

私は、君の正体を彼らに言わないから









ー深夜ー

今日は、満月か…
今の僕は、表の時と違い…裏の仕事の格好をしてる



『あ、あの…！』



来た来た！
さて、この依頼人はどれほどの覚悟があるのかな？



影霧［お待ちしてましたよ、依頼人さん］

影霧［こちらが、僕が考えた不可能犯罪の仕方です］

影霧［やるかどうかは、依頼人さん次第］

影霧［でも、責任は自分で取ってくださいね？］



僕はそう言って、依頼人さんに書類を渡した
依頼人さんの表情は…うん、覚悟はできてるみたいだ
僕は、首から下げてるペンダントを取り…
依頼人さんの目の前で振り子のように振り、催眠術をかけた



影霧［帰って読んだら、その書類は破いて抹消してください］

影霧［僕に依頼したこと、僕に会ったこと忘れてください］

影霧［捕まりそうになったら、死んでください］

影霧［良いですね？］



依頼人さんは虚ろな目で頷き、去って行った
さて、今日の仕事は終了！



『今日は、ここだったのか』



こ、この声はッ！？

ジン格好いい！→←主人公設定　※イラスト付き※

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す