死にたくないっ！！ ページ44
ー童守30ビルー
私達は童守30ビルに入り、エレベーターに乗ろうとしたら…
鵺野「なんだ美樹、結局 来たのか」
細川さんも一緒のエレベーターに乗ろうとしてたわ
美樹「違うわよ、化粧品売場に行くの」
神音「化粧品売場に？」
郷子「あんた、まさか怪しい仕事を…」
美樹「るさいわねー」
化粧品売場……もしかして、白粉を買いに来たのかしら？
やっぱり“ケサランパサラン”増えたのかもしれないわね
「チーン」
美樹「じゃーねー！バイバーイ、みなさーん！」
細川さんは軽い足取りで、エレベーターを降りて行ったわ
私達はそのまま屋上へ向かって行ったわ
まこと「わー！高いのだー！！」
神音「ガラス張りだから、高くなるにつれて眺めが良いわね」
どんどん上へ上っていき、屋上が近づいていくと…
「ドオオン！」
神音「なっ！？」
突然 爆発音がし、エレベーターの周りが黒い煙に覆われ…
「ガシャーン！」
目の前のガラスが割れ、私達はエレベーターから投げ出されてしまった
咄嗟に鵺野先生は片手で壁に捕まり、もう片方の手は立野君の手を捕まえた
私も腕を伸ばして、立野君の首にしがみついた
稲葉さんも立野君の体にしがみつき、栗田君は稲葉さんの足にしがみついた
鵺野「手を離すな！！」
神音「下も絶対に見ないで！」
鵺野先生1人じゃ、限界がある！
このままじゃ、全員 落ちる！
広「神音、なんとか…っ！？(神音の顔が近いっ！？)」
神音「さすがに無理だ！」
いったい、どうしたら…！？
だけど考える時間は与えられず、鵺野先生の限界が来てしまった
鵺野先生は手を滑らせ、私達は地上へ真っ逆さまに落ちていった
神音「いゃ……！」
私は…こんなところで、死ぬ訳にはいかない！
まだ、あの“鬼”を殺してないのに！
死にたくない…まだ、死にたくないっ！！
「ボフンッ！」
神音「………え…？」
突然、私達はクッションのような物に包まれていた…
メリー・クリスマス！→←ケサランパサラン(ケセランパサラン)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜萌(プロフ) - うるふさん» コメントありがとうございます！楽しく読んでいただいて嬉しいです！更新がんばります！(*^^*) (2021年2月18日 14時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
うるふ - いつも楽しく拝見させてもらっています！いつか主人公の過去が描かれるのを心待ちに、これからも話を追い続けます！頑張って下さい！ (2021年2月17日 1時) (レス) id: 641c35b43f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜萌 | 作成日時：2021年2月10日 2時
