希望の伝染1 ページ6
苗木ちゃんの声が響き、我も何か言おうとしたら…
『苗木君と雛形君の言う通りです！』
その声に、かき消されてしもた
今の声って…
舞園「私も、苗木君の希望を信じます！」
苗木「舞園さんッ！？」
舞園ちゃん！？
舞園「外の世界を見せられて、自分の夢が壊されたと実感した時…ホントに絶望してしまいました…」
凪沙「舞園ちゃん…」
舞園「でも、思い出したんです！雛形君との約束をッ！」
約束……あ、もしかしてッ！！
凪沙『舞園ちゃん、君の気持ちはよくわかったわ…やから、我を殺したら約束してほしいんや』
舞園『や、約束…？』
凪沙『うん 我を殺したら…その後、何があっても苗木ちゃんを裏切らないでほしいんや…苗木ちゃんの味方でいてほしいんや…』
舞園『え…？』
もしかして、あの時の約束の事…？
覚えてて…くれたんか……
舞園「私は、何があっても苗木君を裏切りません！苗木君の味方です！」
苗木「舞園さん…！」
舞園「皆さんも、絶望しないで下さい！希望を信じましょう！」
舞園ちゃんは、訴えかけるように言うたわ
大和田「ソイツの言う通りだ オメーら絶望なんかしてんじゃねーぞ！」
凪沙「大和田ちゃんッ！？」
大和田「チッ…自分が情けねーぜ こんな無様な姿…兄貴とチームのみんなに見せられねーぜ…」
大和田ちゃんは、髪をガシガシと掻いたわ
ホンマに悔しそうな顔しとるなぁ？
大和田「兄弟、不二咲…オメーらも湿気た面してんじゃねーよ！」
石丸「きょ、兄弟…！」
不二咲「大和田君…でも…」
大和田「男がグダグダ言ってんじゃねぇ！！」
石丸/不二咲「ッ！？」
は、初めて石丸ちゃんと不二咲ちゃんを怒鳴る所を見たかもしれへん…
仲良くなってからそういう事あらへんかったもんなぁ？
大和田「男なら覚悟を決めやがれ！」
石丸「………うぉぉぉおおおおおおおおっ！！」
え……えっ！？
石丸ちゃん、どないしたん！？
石丸「兄弟！僕が間違っていた！僕を殴ってくれっ！！」
い、石丸ちゃん！？
何が石丸ちゃんを動かしたんや！？
不二咲「ぼ、僕も…！」
凪沙「不二咲ちゃん…？」
不二咲「ま、まだ…怖いけど……でも！僕だって、負けたくない…から！お、男…だからッ！」
涙声だけど、不二咲ちゃんはハッキリとそう言うたわ
不二咲ちゃんなりに、勇気を出したんやな？
でも、舞園ちゃんも大和田ちゃんも…どうして急に？
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ゼロ - 桜萌さん» 了解です！ありがとうございます！ (2021年11月10日 12時) (
レス) id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - ゼロさん» リクエストありがとうございます！絶対絶望少女ですね！主人公をどうするか考えてから、検討してみます！(*^^*) (2021年11月9日 21時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 桜萌さん» 桜萌さんにリクエストなんですが絶対絶望少女の夢小説を出来たらでいいので作ってください！お願いします！ (2021年11月9日 13時) (レス) id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - ノアさん» コメントありがとうございます！アニメ編のですね！考えてなかったので、検討してみます！(*^^*) (2021年2月11日 23時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - もちろん出来れば救済ありで..... (2021年2月10日 0時) (レス) id: 42cafe1284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2019年8月22日 14時
