絶望が立ちはだかる ページ14
凪沙「我達は、絶望せぇへん！絶望なんか、恐れへん！」
朝比奈「だって、私達は希望を持って、外に出て行く決心をしたんだもん！」
大和田「苗木と雛形にそそのかされたしな！」
苗木「み、みんな…！」
みんな、さっきまで絶望してたけど…
もう、大丈夫みたいやね！
霧切「…江ノ島盾子、貴方は言ってたわね」
霧切「絶望は伝染して広まるって…」
霧切「でも…それは希望だって一緒よ」
霧切「今の私達を見れば、それがわかるはずよ？」
そうやね
苗木ちゃんの希望が、我達に伝染したんや
江ノ島「………」
江ノ島「あー、イヤだイヤだ！」
江ノ島「私の大嫌いな顔がいっぱいじゃない！」
江ノ島「これ以上、そんな顔を見てるのは、苦痛以外の何物でもないけど…」
江ノ島「…でも、最後に1つだけ」
………？
江ノ島ちゃん、何を言う気なんや？
江ノ島「オマエラが、あくまで希望にこだわるなら、それはそれで構わないけどさ…」
江ノ島「でも、覚悟しておきなよ…」
江ノ島「これから先、オマエラの前には、次々と絶望が立ちはだかる事になるよ」
江ノ島「どこへ進もうと…どこへ逃げようともね…」
江ノ島「裏と表…だけど紙一重…」
江ノ島「希望があるところには必ず絶望もあるんだよ」
江ノ島「それでも、オマエラは、希望を持ち続けていられるかしらん？」
確かに、必ず絶望が立ちはだかるかもしれへんなぁ…
外の世界が…壊れてしまった世界なら、なおさらなぁ…
苗木「あ、当たり前だ…だって、僕達は…」
苗木ちゃんが反論しようとしたら、江ノ島ちゃんが遮ったわ
江ノ島「いいんだって！」
江ノ島「今のは単なる独り言！」
江ノ島「だから、答える必要なんてないの！」
江ノ島「でも、その独り言も、もうお終い…」
江ノ島「だって、そろそろおしおきの時間…でしょ！？」
………ハッ！
そうやった！！
投票の結果、絶望に決まったから…！
凪沙「まさか、自分自身を処刑する気なんか！？」
江ノ島「そういうルールだったはずでしょ？」
凪沙「で、でも…絶望が処刑ってことは、江ノ島ちゃんだけやなく…戦場ちゃんも処刑に…」
戦場「ッ………」
戦場ちゃんも超高校級の絶望の1人…
自分の姉も、処刑する気なんか！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゼロ - 桜萌さん» 了解です！ありがとうございます！ (2021年11月10日 12時) (
レス) id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - ゼロさん» リクエストありがとうございます！絶対絶望少女ですね！主人公をどうするか考えてから、検討してみます！(*^^*) (2021年11月9日 21時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 桜萌さん» 桜萌さんにリクエストなんですが絶対絶望少女の夢小説を出来たらでいいので作ってください！お願いします！ (2021年11月9日 13時) (レス) id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - ノアさん» コメントありがとうございます！アニメ編のですね！考えてなかったので、検討してみます！(*^^*) (2021年2月11日 23時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - もちろん出来れば救済ありで..... (2021年2月10日 0時) (レス) id: 42cafe1284 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜萌 | 作成日時：2019年8月22日 14時
