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# Episode 2 ページ3





「はぁ……」



皇子たちに朝食の席に呼ばれて数分。



(朝食を食べる気になれない…!)



あのあと宮殿へと強制的に連れ帰られた私は、ウンに「朝食ができたよ!」と呼ばれてからずっとこの状態だ。



「そろそろ行かないとだけど……」

やっぱりどうしても行く気になれない。



すると、部屋の扉がキィ、と開けられた。



「なんだ、まだこの部屋にいたのか」

「この声は……」



声のした方へと振り向くと、ワン・ヨさんが私の部屋を見回していた。



「何度見ても飽きない部屋だな」



そう言い、ワン・ヨさんは笑う。



「ワン・ヨさん」

「何度も言っているだろう。さんなんて付けなくてもよい、と」



ワン・ヨさんが一歩、また一歩と私に近づく。



「ほら、、朝食だぞ。食べる気になれないのなら部屋まで運ばせるが」



そして、優しく私の手を取りそう言った。



「い、いえ…大丈夫です!」

「?そうか?
なら、いいのだが」



さっき触れられた所がじわじわと熱くなっていくのが分かった。



(私、何してんだろう…)



はぁ、とまたため息をつき、私たちは部屋を出た。



「A」

「あ…!ウクさん!」



大広間に入ると、ウクさんが私の名を呼んだ。
ウクさんは微笑みを浮かべて、私を手招きしている。



「隣においで」

「はい」



言われるがまま、ウクさんの隣に座ろうとすると___



「ちょっと待った。」

「んわっ!?」



横から違う手が伸びてきた。



「…ペガ?」

「ペ、ペガさん?」



私の手を引いたのは、ペガさんだった。

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- 続きが楽しみです! (2018年12月3日 20時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
姫稀(プロフ) - はじめまして。ソ皇子が好きで、此方の小説見つけて嬉しくて読ませて頂きました。更新楽しみにしてますね。 (2018年8月22日 13時) (レス) id: 6710fe97a5 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 更新お願いします! (2018年8月17日 15時) (レス) id: 7a5b092a46 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 更新待ってます!! (2018年6月4日 15時) (レス) id: 504397ec3a (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - よかったら更新してほしいです!更新待ってます!!頑張ってください! (2018年3月26日 14時) (レス) id: 69efdc2dd8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エトくん | 作成日時:2017年12月19日 15時

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