みーつけた。2

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(YM side)
僕は

〈サイコパス〉


だ。

自分でも自覚している。


母親と父親はいつも喧嘩をしていた。

父さんは浮気をしている。

父さんはいつも母さんのことを殴 っていた。

そして、父さんは浮気をしている。

車に乗って、女の人と出かけていくことを見てしまったんだ。

それを母さんに伝えたんだ。

その日の夜に浮気のことで母さんと父さんが討論になった。

そして次の日には

とうさんが

〈お前のせいだ。〉

といって、虐 待された。

ある日僕は右腕を刺 された。

血がありえないくらい出てくる。

痛くて

辛くて

死 にたいくらいだった。

でも、ある日僕の中で何かがキレたんだ。

気づけば、首を絞めた状態の父がいた。

僕は父さんを殺 したんだ。

その当時僕はまだ10歳だった。

警察は10歳の僕が父さんを殺せるとは考えなく、自 殺ということで処理した。

でも、あのときの父さんの事件から母さんは浮気をした。

家に知らない男の人を連れ込んできた。

母さんは僕が邪魔らしい。

その時に思い出したんだ。

〈人を殺 す快感を〉

僕にとっての邪魔者は全部消えてしまえばいい。

だから母さんも浮気相手も殺 した。

浮気相手が母さんを殺害したと見せかけて。

今回もうまく行ったよ。

さすが僕。

でも人を3人も殺 しても

殺 したりなくて。

僕の家に連れ込んだんだ。

自分のものにしたかったから。

だーいじにとってあるよ。

頭

手

朝

心臓

内臓

脳だってある。

だから今日も自分のものにしたい人を見つけるんだ。

Aちゃんは1番僕のものにしたいなぁ。

あの困った顔がたまらない。

じっくり殺 してあげるからね。

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