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エピソード55 ページ5

廉の顔が近づいてきて、そっと触れる唇。


ついばむような優しいキスが続くと、今度は長めにゆっくり深く口付けていく。









廉の熱がまるで移ったように、じんわりと熱を帯びていく唇。









優しくて暖かいキスは、”廉”を感じられて安心するから、自然と受け入れるように何度も角度を変えながらキスを重ねていく。









………幸せ………。









………でも、ちょっと苦しくなってきた…









息が続かなくなってきて、苦しさを訴えるように閉じていた目をうっすら開けると、廉の視線に捕まる。







熱を放つ瞳に思わず



A「あっ…。」









声を漏らすと、少しあいた私の唇から狙っていたかのように廉が浸入してくる。









廉の熱い舌がゆっくりと口内をはっていく。


廉が動くたびに私から溢れる唾液と廉の舌とが混ざり合って静かな部屋に水音が響く。







チュ………クチュ………。









A「ふ…うぅん………んっ」









自然と漏れてしまう甘い声に、恥ずかしくなって、手を口元に持って行こうとすると、廉によって阻止されてしまう。



頭の上で縛り上げられた腕にさらにギュッと力を込める廉。









私の口内をはっていた舌は歯列の裏をぺろりと舐め上げた。








さっきとは比べられないほどの甘い波が一気に押し寄せてきて、びくびくと体が震える。









A「んっっ!………ふ…ぁ…

………やぁ」









なにこれ………こんな甘い感覚知らない………









甘い波に耐えるように、声を抑えてみるけど、それを阻止する廉の舌。









………恥ずかしいよ………。









こんな甘い声を漏らす自分が恥ずかしくて、廉に視線を投げかけると、




少し荒っぽく息をしながら









廉「…はぁっ…声っ………抑えんな。」









そう言うと、さっきよりも深く舌を浸入させる廉。





優しくなぞっていただけだった舌が、欲望に任せて、私の口内を荒らすようにはう。









何度も逃げるように舌を動かすけど、簡単に廉に絡め取られてしまい、溢れる唾液と声が止まらない。

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☆流稀★ - なんか読んでてぞくぞくします!面白いです!!続き楽しみにしています♪ (2016年8月11日 21時) (レス) id: 6c68c5977d (このIDを非表示/違反報告)
ながせ ゆうり - この小説、とても気に入りました(o^^o)このような、禁断の恋、とても憧れなんです(o^^o)しかもこの小説の中は相手がれんれんなのでとても嬉しいです(o^^o)続きも楽しみにしてます!(o^^o) (2016年7月30日 9時) (レス) id: 9cc825830a (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 続きずっと楽しみにしてます!頑張ってください!!応援してます! (2016年2月9日 21時) (レス) id: 0c464887c3 (このIDを非表示/違反報告)
Saki☆廉くん本気愛 - 続き、楽しみにしてました!!更新頑張って下さい!! (2016年2月1日 6時) (レス) id: 40562c841e (このIDを非表示/違反報告)
レイ☆ - とても面白いです!!!更新楽しみにしてます!! (2016年1月30日 22時) (レス) id: 5771bdc002 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水奈 | 作成日時:2015年12月26日 0時

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