四年は組の、編入生…？

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四年生の訓練場に着いたけど、先生は何処かな


斉藤「おはよ〜、ってあれ、君は……」


藤内「ｯ、！」ﾋﾞｸｯ


『藤内君、怖がらなくても大丈夫。……タカ丸さん、おはようございます』


藤内「お…お、はようございます！」


斉藤「おはよう！…いらっしゃい、藤内」


ふふっ、ほらね？やっぱりこの人なら


『大丈夫って言ったろ？よーしよーし、よく挨拶出来たねぇ』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


藤内「ちょ、先輩！流石に人前では恥ずかしいですｯ！」


………良かった、調子を取り戻してきたみたいだ。……でもまだ……


『あはwごめんごめん。……さて、先生に事情を話に行くんだけど、うーん……タカ丸さん。少しの間、藤内君と一緒に居て頂けませんか？』


藤内「え……」


ごめん藤内君、そんな顔させる気はなかった


斉藤「良いけど…どうして？」


『実技の前に、厠に行っておきたくて。その流れで、先生にも話せたらいいかな、と。じゃ、行って来ますね。シアン〜、いい子にしてるんだよ』


藤内「……僕、タカ丸さんに教えて欲しい事があって…」


斉藤「なぁに？……あぁ、それはね……」


大丈夫そう、かな…


『あっ、先生！』






よし、とりあえず許可は頂けた。あとは


『おばちゃん、おにぎりください！ホカホカのうんと美味しいやつ』


おばちゃん「はいよ、軽食かい？」


『まぁ、そんな所かな？あ、食券置いときます』


田村「……あれ？おいA〜まだこんな所に居たのか？授業始まるぞ」


『三木ヱ門！おはよう。これ貰ったら直ぐ行くよ』


田村「おにぎり……？お前、軽食なんて食べてたか？」


『細かい事はいーの。…お、そろそろかな』


おばちゃん「はい、出来上がり。お残しは許しまへんで！」


『ありがとうございます！よし、行こうか三木ヱ門』


田村「おう」


そういえば、、、


『ねぇ、三木ヱ門』


田村「どうした？」


『その、なんで先に行かずに、僕を待ってたのかなって』


田村「一緒に行きたかった…から」ﾌｲｯ


『………どーしたどーした、今日は皆、甘えた期かぁ？』


田村「あからさまにニヤニヤするな！……本当に変わったな、A」


『……おかげさまでね』


そういや八左ヱ門先輩にも、似たような事言われたなぁ


田村「………ん」ﾁｭ


『んむｯ!?ちょｯ、んん……///』


田村「……今は私と話しているだろう、よそ見するなバカ」


『ご、ごめん……？///』


田村「ほら、行くぞ！」


『あっ、待ってよ』

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