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『ご馳走様でした』
シアン「にゃ」
『よし、ぱぱっと片付けて授業行くよ』
皆もそろそろ起き出す頃でしょ
『今日も一日張り切ってこーね、シアン』
シアン「にゃ〜ん♪」ｺﾞｿｺﾞｿ
『あれ、服の中に入って行くの？』
全くシアンは、ほんと可愛い子だなぁ
ズキズキッ
『ｯ……ぃｯたぁ』
昨日から頭痛が酷いな…
『風邪、引いたかな……？』
でも熱ないし…大丈夫でしょ
『お、あれは……藤内君！おはよう』
藤内「A先輩！おはようございます…」
……おやおや？
『今日も何かの予習かい？』
藤内「あ、はい…えっと、その……」
これは、何かあったな
『………何があったのか、言ってごらん？』
藤内「……実はさっき、数馬と、話してて……うぅ、ヒグッ｣
『大丈夫、大丈夫…落ち着いて。ゆっくりで良いんだよ』
藤内「ぼ"く"ｯ、数馬に"、酷いご"と言っちゃｯ…て」
『うんうん』ｻｽｻｽ
藤内「そ"れでｯ数馬が"、凄い、悲じ"ぞうな顔じ"てｯ、ぼく…ぼ"ぐ"ぅｯ、うわ"ぁ"ぁ"ぁ」
『そっかそっか、話してくれてありがとう藤内』
藤内「Aぜ"ん、ぱいｯ」
『藤内。君はとても優しい子だ。友達のためにしっかり考えて、反省して、沢山泣けるなんて、素晴らしい事じゃない。よーし、よぉーし、藤内は良い子だねぇ、頑張ったねぇ。後輩がこんなに優しい子で、先輩すっごく誇らしいよ』ﾖｼﾖｼ
藤内「ｯ〜〜〜A先、輩ｯ」
『………だいぶ落ち着いてきたね、水、飲める？』
藤内「は"、いｯ"」
『ゆっくりお飲み、あぁこら、顔擦らないの』
藤内「……ありがとうございます。ちょっと、落ち着きました…」
『良かった。藤内君、今日の授業は？』
藤内「自習ですが…あまり、行きたくないです」
『そっか、なら、四年生の実技の見学に来るかい？きっと良い経験になるよ』
藤内「でも、いくら自習だからって、サボったら先生に怒られてしまいます」
『その辺はほら…何とかするよ。ね？おねがい！』
藤内「じゃあ、お言葉に甘えます…」
『うん！それで授業が終わったら、二人で”一緒に"、数馬君に謝りに行こーね』
藤内「ごめんなさい、色々迷惑をかけてしまって…」
『迷惑だって？良いの良いの、僕がしたくてやってるんだ。ほら、行くよ』
藤内「……はい！あの、先輩」
『ん？』
藤内「本当に、ありがとうございます」
『………その言葉だけでじゅーぶんだよ』ﾆｺｯ
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nayu - 初コメ失礼します。物語がすっと頭に入ってきて面白いです！ですが、サイトごと消してしまうんですね…。出来ればこのまま残して新しく書いていただけたらなぁ……なんて我儘を言ってしまいたいほどです。新しく書いたものも楽しんで読ませていただきます。 (11月21日 1時) (
レス) id: 900d4dc860 (このIDを非表示/違反報告)
Rei ﾈｺｽｷｰ(プロフ) - ワハハさん» ありがとうございます!!これからも更新頑張っていきます✨ (10月17日 21時) (レス) id: fe86824649 (このIDを非表示/違反報告)
ワハハ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白くて一気読みしちゃいました！更新頑張って下さい！ (10月17日 20時) (レス) id: 3a1cae17de (このIDを非表示/違反報告)
Rei ﾈｺｽｷｰ(プロフ) - とある漫画家さん» 教えて頂きありがとうございます💦🙇出来る限り早く修正します。 (10月9日 17時) (レス) id: fe86824649 (このIDを非表示/違反報告)
とある漫画家 - 初コメ失礼致します､とても面白い小説で夢主君もとても可愛らしい作品でした｡それと設定タグにオリジナル作品と付けてしまわれておりますよ…(*˙ﾉ(˙꒫˙*) (10月9日 3時) (レス) @page2 id: 4c7c84da7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei ﾈｺｽｷｰ | 作成日時：2023年10月5日 21時
