四年は組の、編入生…？

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やばい、バレたバレた


お、あそこにいるのは…


『鉢屋三郎先ー輩！不破雷蔵先ー輩！』ｾﾞｪﾊｧ


三郎「ん？Aか」


雷蔵「なんでそんなに息きれてるの…」


『細かい事はいいんです。ちょっと匿ってくれませんか？』


雷蔵「……どうする？」


三郎「仕方ない……ほら、こっちだ」


『ありがとうございますｯ、！』




先生「くそ…どこ行ったんだ？…あ、不破、鉢屋、Aを見てないか？」


雷蔵「いえ。何かあったんですか？」


先生「今日のいろは合同実技で、Aが「伊作先輩の新新薬玉」とか言うやつを撒き散らして、少々困ってるんだ」


三郎「へー…、そんな事が」


ギクり…


先生「まぁ、もしAがいたら、お前達からも何か言っといてくれ。私も暇ではないからな、仕事に戻らねば」


雷蔵「分かりました」


スタスタスタ……


三郎「……さて。どういう事か説明してもらおうか」


『あはは…すみません』


雷蔵「あ、そうだ。ねぇA」


『はい』


雷蔵「今から僕達の部屋へ来ない？そこなら教室とかより人とは会わないでしょ」


三郎「そうだな、詳しい話もそこでたっぷりと聞こうじゃないか」


なぜ御二人共ニコニコしていらっしゃるの……？


『ｴｯﾄ、それって、拒否権とかは……？』


双忍「「ない」」


『で、ですよネ』


雷蔵「そうと決まれば、早速移動しようか」


『あの、夕方までには！寄りたいところがあって…』


三郎「気にはしておくが、どれだけ早く終わるかはお前次第だな」


なんですかそれ、何されるんですか僕


藤内君、数馬君。もう少しだけ待っててください…


三は「「へｯ、くしゅん…」」

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