大ッ嫌いなコレと大好きな君達

第51夜『お目覚めのアレン』 ページ5

ー病院ー







アレンとリナリーが眠っている中、私はみたらしを呼び出した。




貴女「お前何の攻撃でダメージを受けた」




AKUMAの攻撃では私にはダメージを受けない

じゃ、何故今回はダメージを受けた?




犬「多分…ノアだ」


貴女「…………なるほど。
ノアがイノセンスを弱点とする様にイノセンスもノアが弱点だったな………はぁ」


犬「それよりお前は平気なのかよ」


貴女「大丈夫。問題はない
お前達は引き続き仮主を守れ。AKUMAからノアから絶対に守るんだ。いいな」


犬「そしたらお前がッ!!」


貴女「私のことは心配するな。仮主だけを心配していろ」


犬「ッ!?
お前は俺の主だ!!仮主よりお前を心配するに決まってんだろ!!!」


貴女「いい加減にしろ!!
お前のパートナーはアレンだ!!私のパートナーではない」


犬「けどッ!!!」


貴女「それに私は死なないよ。ユウの約束もあるし、皆をまだ救っていない…だからここで死んでたまるかってんだ」


犬「……お前」




そうだよ

まだ理由がある。だから生きる




ラビ「A〜来るさー」


貴女「やっと目が覚めたか…」




私はみたらしを置いてラビの隣に行く

左目を潰されたらしい………痛そ。




貴女「大変だったろうな〜2人共。ノアを相手して闘ってたんでしょ」


ラビ「みたいさ〜。けどこれからが大変さ」


貴女「………だね」




ノアの一族が動き出した。

これから、長い戦いになる……と、直感した。




アレン「リナリーは……?」


コムイ「神経へのダメージだからね…すぐには目覚めないみたいなんだ」


ラビ「大丈夫っしょー
今、ウチのジジィが診てっからすぐもとに戻るさ」


アレン「Aと………?」


ラビ「ラビっす。ハジメマシテ」


アレン「…はじめまして」


貴女「目が覚めて良かったよ。アレン
あ、そうだ。確かお見舞いに来ていた人から手紙預かったよね?」


ラビ「そうだったさ!!えっとミランダ・ロットー」




あぁ、あの人がミランダだったんだ

顔がわからなくて誰がミランダかわからなかった




アレン「それ下さい!!うおっ…!?」




いきなり立ったアレンだが、崩れ落ちた

何してんだよ…(笑)




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