大ッ嫌いなコレと大好きな君達

第67夜『第二のイノセンス』 ページ21

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「………じ…………るじ……………主!!」


貴女「……スリーム?」


炎鳥「大丈夫ですか…?」


貴女「大丈……痛っ!!?背中痛ぇー!!!!!」


クロウリー「まだ生きておったか」


貴女「……クロウリー」




よろよろと立ち上がり、クロウリー男爵の前に立つ。ラビを守るように




クロウリー「私と殺るのか?お前がか?」


貴女「殺りませんよ。だってアンタは私達の仲間かもしれないから」


クロウリー「私が…お前らの、仲間…?」


貴女「アンタが村人を襲っていた人は皆AKUMAだった。それは無意識にAKUMAを欲してるんじゃないの?歯がイノセンスだから」


クロウリー「……」


貴女「……はぁ。けど今のアンタに言っても聞く耳を持たないと思うから半殺しにして無理にでも私達の話を聞いてもらうよ!!!」




イノセンス�装備型、対AKUMA武器�発動!!

２から３のトランプ。私の中(体内)へ




貴女「これならアンタと同格に闘えるよ」




私の２つ目のイノセンス。『トランプ』

２〜１０までのトランプは自分の中に入れて、スピードや体力など自分が劣っている場所が倍増する




これが私の第二のイノセンス。

そしてこれが第二の闘い方




貴女「さあ。勝負よ!!クロウリー!!!」


クロウリー「望むところだ!!来い!!!」









ー炎鳥ことスリームSideー







す、凄い……;;

この私でも目が追い付かない。




カンッ


バキッ


ボキッ


タンッ


ズササササッ




途中の『バキッ』や『ボキッ』は…何なんだろう

けど、あの主と対等に闘っている…吸血鬼は本当にイノセンスの適合者なんだな……。




アイツが牙を見せる度にイノセンスを感じる。

頑張ってください。主!!




ラビ「……んん…………」


炎鳥「起きて下さいよ…主が今クロウリーと…」


ラビ「Aがなんさ?!ケガしたんさ!?」


炎鳥「ケガはしてませんよ。仮主こそケガされましたよね?ま…主が庇い大事にはならないで済みました。感謝して下さいね」


ラビ「あとで礼を言っておくさ」



それにしても主は強いですね。

私も主の為に強くならないと……。

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