信じられない 102 ページ24
「それで、要件はわかってるんだろ？」
「勿論だ」
一拍置いて、今回来た理由をバミューダが言った。
「小柳ありさのことだろう？」
無言で頷く。
「また面倒臭いことを請け負ったようだね。
なにか、交換できるようなものは持ってきたのかい？」
「当たり前だ。だから、ここに来た」
持ってきた鞄から、とある資料を取り出す。
「それは？」
「これは、鉄の帽子の男についての情報だ」
「なっ…」
バミューダの纏ってる雰囲気が一気に険悪になる。
「それをどこで手に入れた！？」
「企業秘密。お前らの知らないことだって、俺らは知ってる。別に可笑しい事じゃないだろう？
そっちだって、隠し事をしているんだ。こっちも自由にさせてもらっている。
あくまでも、俺らは協力関係だ。隠し事の一つや二つ、しても何ら問題は無い」
正論を並べていく俺に、バミューダは反論することが出来ない。
「…その情報と交換に、小柳ありさを解放しよう。
だが、一つだけ教えてくれないか？」
「なんだ」
俺的には早く帰りたいのだが。
「どうしても、等価交換になるとは思えない。もう一つくらい見返りを求めても、足りないくらいだ。なのになぜ…」
何故かって？
そんなの、決まっている。
「Aが決めたからだ。それと、お前達復讐者には、先代の頃から助けてもらってたからな。そのお礼だ」
「先代って…まさか…」
俺は何も言わずに、バミューダに背を向けた。
「………俺はこれでも初代雪の守護者の息子だ。
親の後を継ぎたいと思うのは、当たり前でしょ？」
「そうかもね。
行きと同じ場所につなげる。小柳ありさは、今夜23時に、君の家に送る」
なんでわざわざ…と思ったが、口には出さないでおいた。
そして、行きと同じように、黒い焔を潜った。
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「雪羅…君の大事な息子達は、しっかり育ってるよ…だから…」
1人残っているバミューダは、もうこの世にはいない人を想い続け、そう口にした。
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ミリア - 面白かったです続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀が逆行か雲雀の姉か妹か娘がワールドトリガーかアニメKかヒロアカか銀魂とコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも頑張ってください (2018年2月21日 18時) (
レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@低浮上(プロフ) - ベルさん» 大丈夫です！コメントありがとう！くっちゃん！ (2017年5月27日 23時) (レス) id: b20568eb49 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - あれ？なんかバグっちゃいました！ (2017年5月27日 20時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - ファイトー！！ (2017年5月27日 20時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルの - 琴ちゃんファイトー！！ (2017年5月27日 20時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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